面白悲しい感情カオスな作品に、やしゃご「きゃんと、すたんどみー、なう。」再演

青年団リンク やしゃご「きゃんと、すたんどみー、なう。」が7月7日から17日まで、東京・東京芸術劇場 シアターイーストにて上演される。

やしゃごは、青年団に所属する俳優・伊藤毅による演劇ユニット。「芸劇eyes」の1作品にラインナップされた本作は、2017年に初演された作品の改訂版となる。上演に向けて伊藤は「『障がい者ときょうだい児』を主軸に2017年に初演した作品を、ブラッシュアップし、面白悲しい感情カオスな作品にするべく絶賛稽古中です。皆様が楽しめる作品です。ぜひご来場ください」とコメントした。

出演者には青年団の井上みなみ、緑川史絵、佐藤滋、藤谷みきのほか、赤刎千久子、海老根理、岡野康弘、清水緑 、辻響平、とみやまあゆみ、豊田可奈子、藤尾勘太郎が名を連ねた。なお7日はプレビュー公演となる。上演時間は1時間50分の予定。

伊藤毅コメント

病気や障害を抱える兄弟姉妹を持つ子どものことを「きょうだい児」と言います。

僕自身も、兄が知的障がいを持つきょうだい児でした。

子供時代を思い返すと、親の愛情が兄に向いていると感じたり、必要以上に「健常者の僕はいい子でいなきゃ」と思っていた気がします。

「障がい者ときょうだい児」を主軸に2017年に初演した作品を、ブラッシュアップし、面白悲しい感情カオスな作品にするべく絶賛稽古中です。

皆様が楽しめる作品です。ぜひご来場ください。