クリウィムバアニー2年半ぶりの新作「null」にwe+と佐藤公俊が参加

クリウィムバアニー「null」が12月24日から26日にかけて東京・THE MODULE roppongi 2Fにて上演される。

これは、菅尾なぎさが主宰するクリウィムバアニーの、2年半ぶりとなる新作公演。今回は、コンテンポラリーデザインスタジオのwe+が舞台美術を担当し、音楽家でサウンドデザイナーの佐藤公俊が音楽とライブ演奏を行う。

上演に向けてwe+は「クリウィムバアニーとご一緒するのは今回が初めてなので、主宰の菅尾さんとの会話や『null』『記憶』といったキーワードを手がかりに、空間やマテリアルのあり方を日々考えています。クリウィムバアニーが体現してきた世界を別の次元へと拡張する、そんな空間を生み出したいと思います」と述べ、佐藤は「クリウィムバアニーの世界で鳴っている音楽は、ジャンクの山をかき分け見つけたひと掬いの半導体で組み上げられたコンピュータから流れ出す残留思念の奔流の様なものだと思います。そしてそんな音楽を試行錯誤しながら作り上げていく作業は楽しくて仕方がありません」と語っている。

出演者には阿竹花子、丹野晶子、佐藤想子、桑原史香、杏あきこ、津ヶ谷早稀、光こ、大畑沙織、Marcoが名を連ねた。