SUGARBOY、2年ぶりの新作公演「ゴールドマウンテン」に松本岳・井上小百合ら

SUGARBOY 4th.「ゴールドマウンテン」の詳細が明らかになった。

「ゴールドマウンテン」は、川尻恵太が主宰を務める演劇ユニット・SUGARBOYにとって、約2年ぶりとなる新作公演。8月に本多劇場グループの劇場として復活した東京・新宿シアタートップスの「オープニングシリーズ」ラインナップの1つだ。作・演出を川尻が担い、出演者には、松本岳、井上小百合、小山百代、宮下雄也、新井郁、浅見紘至、イトウハルヒ、氏次啓、川尻、そして荒木健太朗が名を連ねた。

本作では、川尻が育った北海道札幌市を舞台にした物語が展開。かつて金が採れた山があったため、金山と名付けられた町で育った“僕”は、自身の理想とはかけ離れたその町での日常に嫌気が差していた。“僕”は、やがて日常を妄想で塗り固めることにして……。

上演に向け、川尻は「僕の世界が町の中にしかなかったあの頃の思い出を、一番面白い形で、みなさんにお見せできたらと思います。幸いにも、素晴らしいメンバーが集まってくれました。とても心強いです。これで自信を持って新宿シアタートップスの再出発に、僕の過去をぶつけることができます。大丈夫、どんなクソみたいな過去も、捉え方次第で金色に輝く。はずです。多分。おそらく」とコメントしている。

公演は11月19日から12月5日まで、新宿シアタートップスにて。チケットの一般販売は10月30日10:00にスタート。

川尻恵太コメント

僕は北海道札幌市の片田舎で育ちました。

実家の目の前は山。窓からは海が見えます。 山からはかつて金が採れたらしく、町には「金山」という名前がついていて、もう金が採れなく なった今も変わらず「金山」です。

「ゴールドマウンテン」はそんな町で僕が過ごした約20年を、2時間以内に凝縮した話であり、その20年の間に妄想した世界の話でもあります。

僕の世界が町の中にしかなかったあの頃の思い出を、一番面白い形で、みなさんにお見せできたらと思います。

幸いにも、素晴らしいメンバーが集まってくれました。とても心強いです。

これで自信を持って新宿シアタートップスの再出発に、僕の過去をぶつけることができます。

大丈夫、どんなクソみたいな過去も、捉え方次第で金色に輝く。はずです。多分。おそらく。