ブルーノ・ジネール「シャルリー ~茶色の朝」が10月30・31日に神奈川・神奈川県立音楽堂にて上演される。
これは神奈川県立音楽堂による「音楽堂室内オペラ・プロジェクト」の最新版。現代フランスの作曲家であるブルーノ・ジネールの「シャルリー ~茶色の朝」を日本初演する。
主人公は猫、友人のシャルリーは犬をかわいがっていた。しかし茶色のペット以外は許さないという“ペット特別措置法”ができてからそれぞれのペットを殺処分し、新たに茶色の猫と犬を飼うが……。
なお本公演は3部構成となっており、第1部はアンサンブルKによる室内楽コンサート、第2部は「ブルーノ・ジネール『シャルリー ~茶色の朝』にもとづくポケット・オペラ」、第3部は「作曲家ブルーノ・ジネールを囲むクロストーク」となっている。第3部のゲストスピーカーとして30日はやなぎみわ、31日は哲学者・東京大学名誉教授の高橋哲哉が登場する。
なお関連企画として、10月2日に神奈川県立音楽堂 ホワイエにて、桐山知也が講師を務める「ブックリーディングワークショップ『茶色の朝を迎えないために』」、10月17日に神奈川・横浜市民ギャラリー 4F アトリエにて画家の清野晃代が講師を務める「対話型美術ワークショップ『茶色の朝を体験しよう』」が開催されるほか、将来アートマネジメントの職業につくことを考える学生や現役の文化施設勤務の制作者を対象に、室内オペラ制作広報インターンを実施する。
ブルーノ・ジネール「シャルリー ~茶色の朝」日本初演
2021年10月30日(土)・31日(日)
神奈川県 神奈川県立音楽堂
作曲:ブルーノ・ジネール
原作:フランク・パヴロフ「茶色の朝」 (日本語版:大月書店)
演出:クリスチャン・レッツ
出演:アデール・カルリエ、エロディ・ハース、マリー・ヴィヤール、 グザヴィエール・フェルタン、セバスチャン・デュブール、グレゴリー・マサット
※写真キャプション内Zelie Chalvignaの最初のeはアクサン・テギュ付き、Derriere Rideauの2番目の2はアクサン・グラーヴ付きが正式表記。
ステージナタリー @stage_natalie
茶色のペット以外禁止と言われたら…オペラ「シャルリー ~茶色の朝」が日本初演(動画あり)
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