朗読舞台「池袋裏百物語 明烏准教授の都市伝説ゼミ」が、9月11・12日に東京・Mixalive TOKYO Theater Mixaで上演される。
これは、小説家の紅玉いづきが書き下ろしたオリジナルストーリーと、「小説現代」8月号(講談社)の特集「百物語、あといくつ?」に掲載されている百物語がコラボレートした朗読劇。演出をKPR/開幕ペナントレースの
インターネット上の“呪い”を蒐集している都市伝説ゼミの明烏准教授と助手の久陽のもとに、山本と名乗る男が訪れる。山本は「ダッカという配信アプリで人気の『池袋裏百物語』の配信主・エドにかけられた呪いを解いてほしい」という依頼を持ちかけた。その配信が、数年前に実際にあった「池袋百物語」の再現であることに興味を持った明烏は、100話目が語られるという劇場に向かうが……。出演者には、
チケットの先行抽選販売は8月14日10:00から18日23:59まで受け付けられる。生配信も予定されており、詳細は後日発表される。上演に向けた紅玉からのコメントは以下の通り。
紅玉いづきコメント
小さな頃から怪談が好きでした。漫画で描かれた「学校の怪談」を回し読みしたり、不気味なおまじないで盛り上がったり、思春期ともなれば、少し思い詰めて友達と話をしたり……。そういうすべてを、「楽しかったこと」として記憶の箱にいれてきましたから、大人になっても、近所で怪談イベントがあったら友達と誘い合って参加してみたり、その中で、「もっと上手く話せるネタがあるから私に話させて欲しいな……」と思ったりしていました。
やっぱり怪談は、ひとがひとに話すこと、が一番面白いと思います。
ですので、今回こうした企画に呼んでもらえたこと、不安や緊張もありますが、ただただ楽しみばかりです。
幽霊を信じているか? と聞かれたら、あんまり信じてないから好きなのかも、と答えてしまう私ですが、そんな私が信じる亡霊のこと、を書きました。
なかなか落ち着かない世の中ですが、そんな世の中だからこそ、この話を誰かに物語って欲しい。そう思って。
幽霊と呪いの話ですが、同時に、心と魂、そして祈りの物語です。
様々な形で用意していただきます。この夏の終わりに、どれかを受け取ってもらえたら、嬉しいです。
朗読舞台「池袋裏百物語 明烏准教授の都市伝説ゼミ」
2021年9月11日(土)・12日(日) ※天崎滉平の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。
東京都 Mixalive TOKYO Theater Mixa
原作・脚本:紅玉いづき
演出:
出演(五十音順):
ステージナタリー @stage_natalie
朗読舞台「池袋裏百物語」に天崎滉平・梅原裕一郎・榎木淳弥・下野紘・西山宏太朗ら(コメントあり)
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