取材を通して立ち上げる、秋田の人々と信仰・祭りの関係性「soda city funk」

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展覧会「200年をたがやす / Cultivating Successive Wisdoms」の一環となる演劇公演「soda city funk」が、8月14日から秋田・秋田市文化創造館 2階スタジオA1にて上演される。

「soda city funk」チラシ表

「soda city funk」チラシ表

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児玉絵梨奈が作・演出を手がける本作は、秋田の祭りや民俗芸能についてのリサーチをもとにした演劇作品。児玉は今年1月から、「200年をたがやす / Cultivating Successive Wisdoms」の舞台分野キュレーター・島崇と協力し、県内20カ所で取材を続けてきた。本作では、そこで集まった声やワークショップでのアンケートの言葉を脚本化。生活と信仰、祭りの関係を描き出す。出演者にはワークショップに参加した秋田市在住の高校生から会社員までが名を連ねた。

本公演では8月15日に相馬千秋、21日に小熊隆博と船橋陽馬、9月12日に工藤尚悟を迎えたアフタートークを予定。公演は9月20日まで。

児玉絵梨奈コメント

竿燈、秋田万歳、白岩ささら等。半年の間、名前を挙げたらきりがないほどの芸能やそこに携わる人たちに取材を行いました。民俗芸能はその名の通り、その土地土地に根付いた芸能です。その土地に根付き、その土地の文脈を生きる人々が演じ、鳴らし、その人たちをまたその土地の人が見る。この全てで民俗芸能なのだと思います。

取材をしていくなかで、芸能に携わる方々やそれを見てきた方々から時折出てきた、まるで芸能の神様が憑依したような、場所に宿る神聖さとしか言いようのない感覚。これらはどのようにして宿り、人はそれを体感するのか。そしてそれは私たちの外側に存在するのか、あるいは私たちの中に存在し得るものなのか。

秋田在住の方々を出演者に迎え、取材を改めて辿りながら、民俗芸能の構造に迫っていきたいと思います。

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展覧会「200年をたがやす / Cultivating Successive Wisdoms」舞台分野 演劇公演「soda city funk」

2021年8月14日(土)・15日(日)、21日(土)、28日(土)・29日(日)、9月12日(日)、18日(土)~20日(月・祝)
秋田県 秋田市文化創造館 2階スタジオA1

作・演出:児玉絵梨奈
出演:青木理佳、秋山卓登、加賀屋茂美、梶夏季、椛澤詩乃、根田紗那、鈴木千晴、棚木陽菜

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※2021年8月8日追記:8月15日のアフタートークは中止になりました。出演者が一部変更になりました。

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