“どこでも芝居”の♭FLATTO、第2弾はAIサービスロボットのいるオフィスで

♭FLATTO #2「夏のばけもの」が8月20日から29日まで上演される。

♭FLATTOは会場を選ばず“どこでも芝居をする”プロジェクト。旗揚げ公演は都内のBARで開催されたが、今回は東京のAIサービスロボットのいるオフィスにて上演される。

横大路伸が脚本・演出を手がける「夏のばけもの」では、カフェの店長・雨音を中心とした物語が展開。主演を本作で初舞台を踏む坂ノ上茜が務め、キャストには黒澤美澪奈、楠木拓朗、秦健豪、劇団4ドル50セントの仲美海が名を連ねた。また、AIサービスロボットのLanky（ランキー）が特別出演する。

なお、20日19:00開演回と29日14:00開演回はConfetti Streaming Theaterにて生配信が行われる。横大路は上演に向けて「言葉は難しい。感情は難しい。だけど、それを取り扱い表現するものたちとして、このもどかしさに真摯に向き合っていきたいと思う」とコメント。「そんな♭FLATTOのもどかしいシリーズ第二弾。のけものが次になるもの。『夏のばけもの』どうぞご期待ください」と来場を呼びかけた。

横大路伸コメント

溜め込んだ言い出しにくい事が変形して吐き出される。関係のない別の出来事での感情が混ざり、八つ当たりという形でまた別の人に向けられたり、気が付けば最初に沸いた感情とは全く別の姿になっている事すらある。「こんな事を言いたかったわけじゃない」「そんなつもりじゃなかった」などと。言葉は難しい。感情は難しい。だけど、それを取り扱い表現するものたちとして、このもどかしさに真摯に向き合っていきたいと思う。そんな♭FLATTOのもどかしいシリーズ第二弾。のけものが次になるもの。「夏のばけもの」どうぞご期待ください。

坂ノ上茜コメント

初めて舞台を踏ませて頂くことになりました。私にとって舞台はずっと経験してみたかったことの一つだったので、今回呼んでいただいて挑戦できることを嬉しく思います。これから稽古に入るのですが、わからない事だらけですでに緊張しています。ご一緒させて頂く方々とたくさんコミュニケーションをとって丁寧に準備していけたらと思ってます。

そして、観に来ていただく方も配信で見てくださる方もどちらから観ても楽しんで頂けるような作品を届けられるように精一杯頑張ります!