「湯布院奇行」は、小説「ボクたちはみんな大人になれなかった」で知られる燃え殻が書き下ろした原作を、
都会での生活に疲れた作家の“私”は、知り合いの芸術家の勧めで湯布院へ向かう。そこで瓜二つの女性2人に翻弄され、“私”は徐々に現実と虚構の境がわからなくなっていき……。朗読劇では、“私”役を成田、謎の美女役を黒木が演じる。
上演に際して、成田は「脚本を読ませていただき、次の行にどんな言葉が来るのか、わくわくが止まりませんでした。少し不気味で、美しく愛おしい、湯布院奇行という旅に没入していただきたいです。信頼できるスタッフ、心強い共演者と共に、初の朗読劇を楽しみたいと思います」と意気込みを語り、黒木は「土井監督と成田凌さんと朗読劇という形で、燃え殻さんの不思議で色気のある世界をどう広げられるのか、想像を膨らませて楽しみたいと思います」とコメントした。
チケットの一般販売は9月1日に開始予定。
成田凌コメント
脚本を読ませていただき、次の行にどんな言葉が来るのか、わくわくが止まりませんでした。
少し不気味で、美しく愛おしい、湯布院奇行という旅に没入していただきたいです。
信頼できるスタッフ、心強い共演者と共に、初の朗読劇を楽しみたいと思います。
黒木華コメント
土井監督と成田凌さんと朗読劇という形で、燃え殻さんの不思議で色気のある世界をどう広げられるのか、想像を膨らませて楽しみたいと思います。
燃え殻コメント
宛のない物語を書いてしまったのは、去年の夏のことでした。今回のプロデューサーの佐井さんに、その物語を送ったことですべてが始まりました。素晴らしいスタッフの方々、出演者の皆さまと一緒に作品作りができることを、期待半分、恐怖(武者震いと思いたい)半分で、いまから楽しみにしております。
佐藤佐吉コメント
デビュー作からファンだった燃え殻さんの原作。演出が土井裕泰監督。脚本のお話をいただいた時お断りする理由は全くなかったので即答でお引き受けしました。今までとはちょっと肌触りの違う燃え殻ワールドご堪能ください。
土井裕泰コメント
「これを朗読劇にしたいのです」とある日私のPCに送られてきたファイルには“湯布院奇行”という標題が記されていて、その時抱えていたままならぬ仕事のままならなさにほとほと疲弊しきっていた私は、何かから逃れるように、縋るようにそのファイルを開き、頁をめくってしまった。そしてその日から、この不可思議な「湯布院」の物語と人間たちが私の中に棲みついてしまったのです。
成田凌、黒木華という敬愛する俳優達との、この奇しき道行きがどこにたどり着くのか、「朗読劇」という新しい扉の前で立ち竦みながらも、わくわくと震えが止まらないでいるのです。
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燃え殻原作の朗読劇「湯布院奇行」に成田凌&黒木華、演出は土井裕泰(コメントあり)
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