余計に汗をかくくらいの熱いお芝居を!「松竹新喜劇」渋谷天外ら意気込み述べる
2021年6月7日 17:57 44
7月に京都・南座で上演される「松竹新喜劇 夏まつり特別公演」の取材会が、大阪府内で行われた。
本公演には、村角太洋が作・演出を手がける新作「一休さん」と、過去にも松竹新喜劇で上演されてきた「愛の小荷物」の2本がラインナップされている。「一休さん」には一休さん役の
取材会には、天外、藤山、久本、桐生、毎田の5名が出席。天外は「7月のとても暑い時期ですが、余計に汗をかいていただくくらい熱いお芝居をしたい」と意気込みを述べつつ、「(『一休さん』では)一休さんが持っているとんちや人情を楽しんでいただきたいです。『愛の小荷物』 は久本さんのキャラクターで愉快な作品になることを願っております。ぜひご期待ください!」とコメントした。
藤山は「一休さんは人と人との関わり合いを大事にし、 相手の気持ちがわかる青年だなという印象を受けました。舞台を見ている間だけは、少しでも心穏やかになっていただけるような良い作品にしたい」と気合十分な様子を見せる。久本は、松竹新喜劇にはこれまで10回出演してきたが、南座の夏公演に出演するのは今回が初めてのこと。「京都で熱い舞台を作りたい」と話し、「今回も文童兄さん(曽我廼家文童)と共演が楽しみです。松竹新喜劇の真骨頂である、ほんわかしたグッとくるお芝居をしたい」とアピールした。
松竹新喜劇初登場となる桐生は「稽古場で皆さんのお芝居を観て吸収し、私なりの新右衛門を演じたい」と言葉に力を込める。また、舞台に初出演する毎田は「初舞台ですごく緊張していますが、ドラマで共演した方もいてくださるので、楽しくがんばってできたらいいなと思っています。『一休さん』を観て、少しでも感動していただけたらうれしいです!」とはつらつと述べた。公演は7月10日から18日まで。チケットの一般販売は6月10日10:00にスタートする。