歌舞伎の規制と解禁に携わった検閲官描く、wonder×works「わが花」幕開け

3

122

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 27 52
  • 43 シェア

wonder×works「わが花」が、5月19日に東京・雑遊で開幕した。

wonder×works「わが花」より。(撮影:杉本理)

wonder×works「わが花」より。(撮影:杉本理)

大きなサイズで見る(全8件)

wonder×works「わが花」より。(撮影:杉本理)

wonder×works「わが花」より。(撮影:杉本理)[拡大]

wonder×works「わが花」より。(撮影:杉本理)

wonder×works「わが花」より。(撮影:杉本理)[拡大]

八鍬健之介が作・演出を担う本作では、歌舞伎の上演規制と解禁に携わった検閲官たちの物語が描かれる。1999年のニューヨークで、日本人ライターの紺野丈雄はアメリカ人のフォービアン・バワーズを取材していた。バワーズはかつてマッカーサーの補佐的立場にあり、第二次世界大戦後にはGHQが日本民主化のために設立した民間検閲局に所属した経験があった。50年以上前のことを鮮明に語るバワーズは、紺野のことを以前親交があった“キイチロ”だと信じ込んでおり、紺野はキイチロを演じながらインタビューを行う。パワーズの意識は次第に1940年代の日本へと融けていき……。

wonder×works「わが花」より。(撮影:杉本理)

wonder×works「わが花」より。(撮影:杉本理)[拡大]

wonder×works「わが花」より。(撮影:杉本理)

wonder×works「わが花」より。(撮影:杉本理)[拡大]

出演者には渋谷はるか、藤原祐規森岡龍、朝日奈寛、粟野史浩が名を連ねた。公演は5月30日まで。なお24日14:00開演回と27日19:00開演回では配信が行われる。視聴料金は税込2500円。

この記事の画像(全8件)

wonder×works「わが花」

2021年5月19日(水)~30日(日)
東京都 雑遊

作・演出:八鍬健之介
出演:渋谷はるか、藤原祐規森岡龍、朝日奈寛、粟野史浩

全文を表示

読者の反応

  • 3

薙野信喜 @nonchan_hg

【公演レポート】歌舞伎の規制と解禁に携わった検閲官描く、wonder×works「わが花」幕開け https://t.co/3pcaNuSvBS

コメントを読む(3件)

関連記事

藤原祐規のほかの記事

リンク

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 藤原祐規 / 粟野史浩 / 森岡龍 / wonder×works の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします