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1994年に木村拓哉主演で上演された「モダンボーイズ」は、
演出を担う一色隆司は「世の中の厳しい状況はまだ続いています。しかし、脚本の横内謙介さんの言葉『演劇の灯は消えない』を胸に、私たちが少しでも前進する為のヒントになるような作品を創るべく、『劇場の扉を開いて』、慎重に、誠実に取り組んでいきたい」とコメントした。
加藤は今回、2017年に上演された「グリーンマイル」以来の舞台出演となる。「社会を良くするのは思想か娯楽か。人としての豊かさはどこにあるのか。そして、自分らしく生きるとは何か。レビューというエンターテインメントに生きた人々の息遣いと熱狂と興奮を楽しんで頂けるよう、私が演じる矢萩奏のように、私自身も情熱をもって演じ切りたい」と意気込みを述べた。追加キャストやチケット情報の詳細は、続報を待とう。
加藤シゲアキ コメント
「モダンボーイズ」の台本を拝読して、今こそ上演されるべき作品だと感じました。昭和初期の激動の時代、海外の文化の影響が思想にも娯楽にも現れる反面、その2つが衝突してしまう頃。検閲によって思うような作品を作れない、意のままに舞台を上演できないというのは、令和3年になった今、状況は違えど重なるところがあります。
社会を良くするのは思想か娯楽か。人としての豊かさはどこにあるのか。そして、自分らしく生きるとは何か。
レビューというエンターテインメントに生きた人々の息遣いと熱狂と興奮を楽しんで頂けるよう、私が演じる矢萩奏のように、私自身も情熱をもって演じ切りたいと思います。
一色隆司 コメント
脚本を読んだ時、これを今やらないでいつやるのだ?!と思いました。自分の居場所を探し求める主人公と、彼を取り巻く人間模様。エンターテインメントの世界での栄光と挫折、そして、恋。登場人物がとても魅力的で愛おしい……これこそ、閉塞感漂う今の世の中に届けたい!!と思えた作品です。
主演の加藤シゲアキさんは、アーティストとして様々な顔を持つだけあって溢れ出るエネルギーが半端ない方です。それを正面から受け止めて、劇場に、そして、皆さんの心に光が射すような、そんな作品を目指します。
世の中の厳しい状況はまだ続いています。しかし、脚本の横内謙介さんの言葉「演劇の灯は消えない」を胸に、私たちが少しでも前進する為のヒントになるような作品を創るべく、「劇場の扉を開いて」、慎重に、誠実に取り組んでいきたいと思います。
「モダンボーイズ」
2021年4月3日(土)~16日(金)
東京都 新国立劇場 中劇場
2021年4月28日(水)~30日(金)
大阪府 COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
作:
演出:一色隆司
出演:
※2021年4月27日追記:大阪公演は新型コロナウイルスの影響で中止になりました。
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