初代テント公演を経て、唐組次回は駅前劇場で「少女都市からの呼び声」

唐組「少女都市からの呼び声」が1月20日から24日まで、東京・駅前劇場で上演される。

本作は、唐十郎の作、唐と久保井研による演出で送る、唐組の第66回公演。天涯孤独の田口が手術を受けている最中に、夢の中へ妹を探す旅に出る様子を描く。出演者には久保井のほか稲荷卓央、藤井由紀、福本雄樹、福原由加里、加藤野奈、大鶴美仁音、栗田千亜希、升田愛、藤森宗、松本遼平らが名を連ねた。昨年は初代テントを使った公演に挑んだ唐組。久保井はチラシにコロナ禍での思いをつづり、「テント劇場黎明期のころの『劇血』を味わった若い世代がこれからどんな増殖をしていくのか。さて次は小屋の中での芝居に挑戦だ」とコメントしている。