人形劇団プークのお正月は「エルマーのぼうけん」ねぎ汁ピューッのあさたろうも

人形劇団プークのお正月公演が、1月2日から5日まで東京・紀伊國屋ホールと東京・プーク人形劇場で行われる。

紀伊國屋ホールで上演されるのは、R.S.ガネット原作の「エルマーのぼうけん」。人形劇団プークでは本作を1965年に初演し、上演を重ねてきた。仲良しのネコ・ミミからどうぶつ島に捕らわれている子供のリュウの話を聞いたエルマーが、リュウを助け出しに行く様子を描く。チューインガムやブラシ、キャンディーなどを使った楽しい仕掛けにも注目を。

またプーク人形劇場では、同劇場の開場50周年を記念して、「ねぎぼうずのあさたろう」と「新春ボードヴィルショー」が2本立てで上演される。「ねぎぼうずのあさたろう」は、「弱いものいじめはゆるさねえ」というポリシーのもと、ねぎ汁をピューッとぶっかけて、やつがしらのごんべえをやっつけ、旅に出かけたあさたろうの物語。また、「新春ボードヴィルショー」では50周年の幕開けを飾る華やかな小作品がラインナップされた。なお、人形劇団プークでは50周年記念として、年間を通してさまざまな企画を予定している。