“生きるために必要な何か”問う、毛皮族「あのコのDANCE」ビジュアル公開

9月に東京のザ・スズナリで上演される毛皮族「あのコのDANCE」のビジュアルが公開された。

「あのコのDANCE」は、“特定の人によるグループ・劇団ではなく、誰もが関われる場”として、再び始動した毛皮族による公演。劇中では、“貴族”によりジェントリフィケーションされた現代の劇場を取り戻そうとする“民”たちの物語が描かれる。民は劇場を勝手に占拠し、“民トリフィケーション”しようと行動するが、貴族たちはそのさまを2メートル以上離れた場所から眺めていて……。

このたび公開されたビジュアルには、江本純子と本作に参加する“続仲間”の姿が収められている。また“族仲間”には、江本のほか、“配信の王子様”役の小早川俊輔、民の仲間としてリヤカーを引いて野外を練り歩く青年役の小川紘司らが名を連ねた。江本は、本作について「演劇はいつもそうですけど、この状況下ではますます、生きるために必要な何か、を常に考えていきたいです、この作品で」と思いを述べている。

公演は9月2日から7日まで、劇場公演と生配信の2形態で実施される。劇場チケットは現在発売中で、生配信チケットの販売は8月29日にスタート。