舞台は森に閉ざされた全寮制学院、青蛾館「1999年の夏休み」に安川純平ら

青蛾館「1999年の夏休み」が、8月5日から9日まで東京・オメガ東京で上演される。

1988年に公開された映画「1999年の夏休み」は、萩尾望都「トーマの心臓」をもとに金子修介が監督、岸田理生が脚本を務めた作品。創立36年を迎えた青蛾館では、今年5月に同映画の舞台版を上演予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた。延期公演となる今回は、のぐち和美こと野口和美が構成・演出、CHAiroiPLINのスズキ拓朗がステージングを担当し、出演者には安川純平、小林和輝、市野将理、橋本光輝、恵拓也、平柳楓馬、椿紅鼓、CHAiroiPLINの清水ゆりが名を連ねている。

本作では、森に閉ざされたとある全寮制学院を舞台に、ある少年たちの夏休みが描かれる。帰る家のない和彦、直人、則夫は、転入生の薫と出会う。薫は、かつて和彦に恋して自ら命を断った悠にそっくりで……。なお本作では劇場公演に加え、オンライン配信も行われる。配信の詳細は続報を待とう。