吉原光夫＆稲葉賀恵の配信企画が始動、亀田佳明も登場

「ささやかなことばの展覧会」が始動した。

「ささやかなことばの展覧会」は、吉原光夫と、文学座・稲葉賀恵が主宰するproject navakovによる企画。内容は映像小作品「ことばのパレード」とオーディオドラマ「眠れぬ夜の処方箋」の2種類があり、吉原は「ことばのパレード」に出演。俳優が語る言葉と、映像や音楽といったさまざまな表現方法がコラボレートし、作品世界を立ち上げる。6月1日にYouTubeとVimeoにて配信された第1回では、高村光太郎作「レモン哀歌」が、稲葉の絵と吉原の語りでつづられた。

一方のオーディオドラマ「眠れぬ夜の処方箋」では、音で物語を表現。第1回には文学座の亀田佳明が出演、サウンドデザインを阿部海太郎が担当し、谷崎潤一郎の「刺青」に挑む。こちらは6月下旬に配信予定だ。

「ささやかなことばの展覧会」のスタートに際し吉原は、「こんな時だからこそ、制作時間を贅沢に使い、興味ある新しい世界と繋って1つ『作品』を作り上げる。こんな時だから、自分と割と長い付き合いになってきた文学の「言葉の力」を信じてみよう～です！ 興味ある方は是非足を運んでみてください。少し儚く、強かな世界がそこにあると思います！」と思いを語っている

吉原光夫コメント

この国における演劇の弱さを痛感する日々の中、
演劇に魅了され続ける少年のような己はいて、何かを作りたい！ 何か新しいこと挑戦してみたいと日々貧乏揺すりをしていた中、演出家 稲葉賀恵さんとのやりとり、
彼女と今の演劇の存在を、考えに考えた末の答えは、この状況下での我々が求める演劇は至難の技……ゆっくりじっくり回復してゆこう。。
ただこの状況下でも、新しい興味ある世界を、演劇で培ったスキルで繋ぐ事はできそうだという結果に……
言葉を紡ぎ、新しい世界に出会ってみようと。。
ということでやってみる事は、
私、俳優である吉原光夫が言葉（詩など……）を朗読し、稲葉賀恵さんに directionしてもらい、さらに彼女の絵とコラボしてみる。
ひ、非常にマニアックではあるが、、、いいんです！
こんな時に、時間があるから、なんとなく私はここにいる～!!って配信するわけではなく、
こんな時だからこそ、制作時間を贅沢に使い、興味ある新しい世界と繋って1つ「作品」を作り上げる。
こんな時だから、自分と割と長い付き合いになってきた文学の「言葉の力」を信じてみよう~
です！
興味ある方は是非足を運んでみてください。
少し儚く、強かな世界がそこにあると思います！