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中川晃教が「チェーザレ」劇中歌披露、藤岡正明の発言に一同爆笑

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ミュージカル「チェーザレ 破壊の創造者」製作発表より、中川晃教。

ミュージカル「チェーザレ 破壊の創造者」製作発表より、中川晃教。

ミュージカル「チェーザレ 破壊の創造者」の製作発表が、本日1月14日に東京・イタリア文化会館 アニェッリホールで行われた。

本作は、ルネサンス期のイタリアを描く惣領冬実の歴史マンガ「チェーザレ 破壊の創造者」を原作としたミュージカル。公演の会場となる東京・明治座では、1873年の創業以来初めてオーケストラピットが使用される。

一般オーディエンスを招いて行われた本日の会見には、主人公チェーザレ・ボルジア役の中川晃教をはじめとするキャストや、演出を手がける小山ゆうならが出席。ヨーロッパの演劇に造詣が深い小山は「大好きなイタリアを舞台にした作品に携わらせていただけることをうれしく思います」と感慨深げに述べる。続く中川は「現在37歳なのですが、最近16歳の役を演じることが多くて……(笑)」と自己紹介して観客の笑いを誘いつつ、「チェーザレという強い力を持ったリーダーが、どのように成長していくのかをお見せできたら」とコメント。中川の挨拶を受け、チェーザレの父ロドリーゴ・ボルジア役の別所哲也は「よくできた息子でしょう?(笑)」と笑顔を見せた。

バレエダンサーとして活動しているミゲル・ダ・コレッラ役の宮尾俊太郎は「小山さんにうかがったところ、今回は踊らないそうです」といたずらっぽく微笑み、「ミゲルはチェーザレの側近ということで、プライベートでも中川さんを護衛したいと思います」と中川に視線を送った。

次にマイクを取った岡幸二郎は「この座組を見て、明治座さんの本気を感じました。僕が演じるジュリアーノ・デッラ・ローヴェレは、この中で一番“黒い”役。最近悪役を演じることが多いのですが(笑)、悪役が憎たらしいほど正義が映えますから、小憎たらしく最後まで演じ切りたいです」と自身の役どころを紹介。詩人ダンテ・アリギエーリ役の藤岡正明は「いろいろな作品で労働者の役を演じてきて、『今度こそ貴族の役ができるぞ!』と思っていたんですが、やっぱり公私共に“労働者枠”のようです」と肩を落とす素振りを見せる。また、藤岡が「某東宝さんをしのいで、『これからは明治座の時代だ!』……と中川晃教が言ってました!」と東宝作品出演経験者ならではの冗談を飛ばすと、会場は大きな盛り上がりを見せた。

うたのおにいさんで知られる横山だいすけが演じるのは、皇帝ハインリッヒ7世。横山は「『おかあさんといっしょ』では笑顔や変顔を披露していましたが、今回は変顔は一切ございません。伝説の皇帝になれるようにがんばります!」と元気いっぱいに挨拶。ロレンツォ・デ・メディチ役の今拓哉は、過去にも明治座の舞台に立った経験があることに触れ、「あの空間でオーケストラの生演奏に乗せて演じられることがとても楽しみです」と喜びを明かした。

本日の会見では、“スクアドラ ロッサ”回に出演する松田凌平野良鈴木勝吾、“スクアドラ ヴェルデ”回に出演する山崎大輝風間由次郎近藤頌利木戸邑弥がそれぞれ意気込みを語ったほか、原作者・惣領のメッセージが司会者により読み上げられる場面も。また会見の終盤には、中川が劇中歌「チェーザレ」を歌唱し、力強い歌声を響かせた。

ミュージカル「チェーザレ 破壊の創造者」は4月13日から5月11日まで明治座で上演され、チケットの一般販売は2月16日10:00に開始される。

ミュージカル「チェーザレ 破壊の創造者」

2020年4月13日(月)~5月11日(月)
東京都 明治座

原作:惣領冬実「チェーザレ 破壊の創造者」(講談社「モーニング」連載)
原作監修:原基晶
脚本:荻田浩一
演出:小山ゆうな
音楽:島健
出演:中川晃教 / 宮尾俊太郎 / 松田凌平野良、井澤勇貴、鈴木勝吾 / 山崎大輝風間由次郎近藤頌利木戸邑弥 / 藤岡正明 / 今拓哉、丘山晴己、横山だいすけ / 岡幸二郎 / 別所哲也 / 鷲尾修斗、山沖勇輝、小坂涼太郎、小林涼、輝山立、安達勇人、武岡淳一 ほか

※松田凌、平野良、井澤勇貴、鈴木勝吾と、山崎大輝、風間由次郎、近藤頌利、木戸邑弥は、2チームWキャスト制で出演する。

(c)惣領冬実・講談社/ミュージカル『チェーザレ 破壊の創造者』製作委員会

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