海老蔵が2013年に立ち上げた「ABKAI」は、“伝統の継承”と“新時代の歌舞伎の創造”をテーマにした自主公演。今回は「源平布引滝」より「実盛物語」をモチーフにした「SANEMORI」を、海老蔵の演出で立ち上げる。来年に十三代目市川團十郎白猿の襲名を控えているため、海老蔵としての「ABKAI」は今回が最後。出演者には歌舞伎界から
海老蔵は「実盛物語」が長く愛されてきた理由を「やはり物語の根底に流れる当時の日本人が持っていた信念や思いに多くの人が共感し感銘を受けてきたからではないかと思います」と分析。宮舘、阿部との共演には「歌舞伎の所作事など非常に熱心にお稽古いただき、これから約1ヶ月間共に舞台を作り上げるのがとても楽しみです」と期待を寄せ、「市川海老蔵としては最後の『ABKAI』となりますので、是非皆様にはこの機会に歌舞伎の魅力を劇場でお楽しみいただければと思います」と観客にメッセージを送った。
また宮舘は「自分自身で考え抜き微力ではありますが、より多くの方々に熱量を伝え、伝統文化の魅力の虜になって頂きたく精一杯努めていきたいです。この身ある限り皆様に幸せや活力を届けていきます」、阿部も「海老蔵さんをはじめ沢山の素敵な歌舞伎俳優の皆様に囲まれて舞台に立てること、誇りに思います。この檜舞台で得られる大きな経験値が、役者としての阿部亮平を大きくするだけでなく、来年CDデビューする私達のグループSnow Manにも還元することができると信じています」とそれぞれ意気込みを語っている。
「ABKAI 2019~第一章 FINAL~『SANEMORI』」の公演は、11月25日まで。
市川海老蔵コメント
源平布引滝「実盛物語」が古典歌舞伎としてこれまで長く愛されてきた所以は、やはり物語の根底に流れる当時の日本人が持っていた信念や思いに多くの人が共感し感銘を受けてきたからではないかと思います。「SANEMORI」では、その伝統をより多くの人にお楽しみいただけるよう、私なりに企画・演出をさせていただきました。
ジャニーズJr.Snow Manからご出演の宮舘さん、阿部さんには、歌舞伎の所作事など非常に熱心にお稽古いただき、これから約1ヶ月間共に舞台を作り上げるのがとても楽しみです。
市川海老蔵としては最後の「ABKAI」となりますので、是非皆様にはこの機会に歌舞伎の魅力を劇場でお楽しみいただければと思います。
宮舘涼太コメント
この度ABKAI2019に出させていただき、新たな世界に飛び込むことで人間として、また表現者として沢山学ばせてもらえる機会を頂けたことに感謝しております。海老蔵さんにはとても愛のあるご指導をいただいております。
自分自身で考え抜き微力ではありますが、より多くの方々に熱量を伝え、伝統文化の魅力の虜になって頂きたく精一杯努めていきたいです。
この身ある限り皆様に幸せや活力を届けていきます。
是非劇場で木曽義仲を演じる宮舘涼太の生き様をご覧ください。
阿部亮平コメント
まずは今回、古典歌舞伎の舞台に立てること、光栄に思い、深く感謝しています。
私、阿部が演じます手塚太郎光盛は、本作の主人公である実盛に深い恩があります。源平の垣根を越えたその絆に、観る人は必ず感銘を受けるでしょう。
恩人・実盛への想いを、古典歌舞伎初挑戦である私達に沢山の愛のある指導と助言をしてくださっている市川海老蔵さんへの感謝と重ね合わせて、演じていく所存です。
また手塚太郎から、宮舘演じる木曽義仲への、友情に似た忠義にも注目していただけたらと思います。
歌舞伎の世界は実に奥深く、日本人が感じ得る魅力が沢山詰まっています。今回初めて歌舞伎を観られる方にも、歌舞伎を愛する方にも認めていただけるような役者を、私は目指します。
海老蔵さんをはじめ沢山の素敵な歌舞伎俳優の皆様に囲まれて舞台に立てること、誇りに思います。
この檜舞台で得られる大きな経験値が、役者としての阿部亮平を大きくするだけでなく、来年CDデビューする私達のグループSnow Manにも還元することができると信じています。
「市川海老蔵 第五回自主公演 ABKAI 2019~第一章 FINAL~『SANEMORI』」
2019年11月5日(火)~25日(月)
東京都 Bunkamura シアターコクーン
出演:
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りぬ🐰🪄 @carrotism
コメント全文かな?ありがとうございます🙏✨
【公演レポート】市川海老蔵「ぜひ歌舞伎の魅力を劇場で」、最後の「ABKAI」が本日開幕(コメントあり) https://t.co/OSR5MTdSct