「テアトロコント vol.40」に約2年ぶりの水素74%と初登場の関田育子

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「テアトロコント vol.40」が、10月25・26日に東京・ユーロライブで開催される。

「テアトロコント vol.40」チラシ表

「テアトロコント vol.40」チラシ表

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「テアトロコント vol.40」には、約2年ぶりとなる水素74%と、初登場の関田育子が演劇枠として参加する。水素74%の田川啓介は、「わたしは演劇のつくり手として参加させていただきますが、演劇をやならきゃ、と気負わずに、ただおもしろい舞台作品をつくろう、という、今そういう気持ちでおります」とコメント。関田は「漫才で繰り広げられる話題は漫才師の存在無くしては語れない。つまり、漫才師がなにかになりきるのではなくその人自身として存在しており、話している事は現実味を写実するのではなく『都合としての再現』である。そのようなことを考え創られる演劇があってもいいのではないだろうか」と思いを述べている。

なおコント枠では、25日に空気階段ファイヤーサンダー、26日にわらふぢなるおクロコップが登場する。

田川啓介(水素74%)コメント

水素74%過去公演より。

水素74%過去公演より。[拡大]

以前は、演劇は人間を描くもので、コントは機械的になりがちである、という認識を持っていました。
でもそれは間違いだとテアトロコントを拝見してわかりました。テアトロコントには機械的な演劇も、人間を描くコントも、そのどちらともいえないよくわからないものもあったのです。
わたしは演劇のつくり手として参加させていただきますが、演劇をやならきゃ、と気負わずに、ただおもしろい舞台作品をつくろう、という、今そういう気持ちでおります。

関田育子コメント

関田育子

関田育子[拡大]

演劇は俳優が役を演じ、劇場という環境で状況を再現するという形式で行われる。俳優はその再現の度合と自分自身の身体と目の前に広がる空間と対面しなければならない。そんな中で我々の考える演劇はまず、役ではない身体、虚構ではない建物としての劇場を見つめることから始めている。そのことはお笑い(特に漫才)から着想を得ている。
漫才で繰り広げられる話題は漫才師の存在無くしては語れない。つまり、漫才師がなにかになりきるのではなくその人自身として存在しており、話している事は現実味を写実するのではなく「都合としての再現」である。そのようなことを考え創られる演劇があってもいいのではないだろうか。

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「テアトロコント vol.40」

2019年10月25日(金)・26日(土)
東京都 ユーロライブ

出演:水素74%関田育子(両日)、空気階段ファイヤーサンダー(25日)、わらふぢなるおクロコップ(28日)

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