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昭和の激動を描く21人の青春群像劇、椿組「かくも碧き海、風のように」開幕

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椿組2019年春公演「かくも碧き海、風のように」より。(撮影:吉乃由夏)

椿組2019年春公演「かくも碧き海、風のように」より。(撮影:吉乃由夏)

椿組「かくも碧き海、風のように」が、2月27日に東京のザ・スズナリで開幕した。

本作は嶽本あゆ美が脚本を書き下ろし、藤井ごうが演出を務める群像劇。出演者には三津谷亮、扉座の有馬自由らが名を連ねている。物語の舞台は昭和の日本。“二・二六事件”の前夜、とある青年は東京に降り立つ。事件後、帝都では戒厳令が発せられ、事件の首謀者15名に銃殺刑が執行された。そんな最中、若者は浅草花月劇場に飛び込み……。劇中では、青年を取り巻く文学者、詩人、芸人、演劇人らの姿を通して、昭和の激動が描き出される。

プロデューサーを務める外波山文明は、本作について「青年を取り巻く築地小劇場の演劇界と浅草花月のレビューショウの一座の流れを平行して描きつつ、現在の状況へと問題を提供しています」と紹介しつつ、「21人の生演奏有りの青春群像劇!! 拍手に応えています!!」と見どころをアピールした。

上演時間は約2時間10分。公演は3月10日まで。

外波山文明コメント

初日の幕があきました。昭和11年の2.26事件当日から昭和18年の学徒出陣までの7年間、めまぐるしく変化する社会状況の中で足掻き、悩み、苦悩しつつも成長する文学青年の物語……その青年を取り巻く築地小劇場の演劇界と浅草花月のレビューショウの一座の流れを平行して描きつつ、現在の状況へと問題を提供しています。21人の生演奏有りの青春群像劇!! 拍手に応えています!!

椿組2019年春公演「かくも碧き海、風のように」

2019年2月27日(水)~3月10日(日)
東京都 ザ・スズナリ

出典:堀田善衞「若き日の詩人たちの肖像」、加藤道夫「加藤道夫全集」ほかより
脚本:嶽本あゆ美
演出:藤井ごう
出演:三津谷亮有馬自由 / 田渕正博、木下藤次郎、鳥越勇作、趙徳安、斉藤健、井上カオリ岡村多加江、浜野まどか、瀬山英里子、山中淳恵 / 佐久間淳也、立花弘行、那須野恵、清水ゆり、大井川皐月、碧さやか、鈴木彩乃 / 矢野陽子、外波山文明

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