「かすかに尊いものを信じて」、ジエン社「ボードゲームと種の起源」開幕

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The end of company ジエン社「ボードゲームと種の起源」が昨日12月11日に東京・3331 Arts Chiyoda B104にて開幕した。

The end of company ジエン社「ボードゲームと種の起源」より。(撮影:刑部準也)

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The end of company ジエン社「ボードゲームと種の起源」より。(撮影:刑部準也)

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本作は、ジエン社の第13回“基本公演”。5月に東京・こまばアゴラ劇場にて上演される“拡張公演”では、今作と共通した題材を用い、同タイトルで新たな物語が展開する予定だ。ボードゲーム作家のある男は、家から出ない妹と、恋人ではない女と暮らしている。ゲーム制作は中途半端なまま止まっていたが、“ボドゲ妖精の女”が現れたことで事態は変化し始め……。

脚本・演出の山本健介は「つい先ほど、公演初日を迎える、という不思議なことをしたのですが、あらためて考えるとこれが実に大変なことで」と思いを述べ、「しかもそれは、極端な罰則を伴わない……なんのために、実際に集まるのか。現実に、同じ時間と場所を共有するという事に、私たちは実利を超えた、かすかに尊いものを信じているのかもしれない。そんなわけで、二日目以降もかすかな尊さを信じて、生きていくことになると思います」とコメントしている。

公演は12月16日まで。なお12月14・15日の19:30開演回終演後は作中に登場するボードゲームを観客とプレイする「アフターボドゲ会」、また11日から13日の19:30開演回はゲストを迎えたアフタートークが開催される。

山本健介コメント

The end of company ジエン社「ボードゲームと種の起源」より。(撮影:刑部準也)

The end of company ジエン社「ボードゲームと種の起源」より。(撮影:刑部準也)[拡大]

つい先ほど、公演初日を迎える、という不思議なことをしたのですが、あらためて考えるとこれが実に大変なことで。
そもそも人がある場所、ある時間に集まらなければならない。
しかもそれは、極端な罰則を伴わない……なんのために、実際に集まるのか。
現実に、同じ時間と場所を共有するという事に、私たちは実利を超えた、かすかに尊いものを信じているのかもしれない。
そんなわけで、二日目以降もかすかな尊さを信じて、生きていくことになると思います。
その信仰こそが現在に対する抵抗になることを信じて。ぜひともご来場お待ちしています。

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The end of company ジエン社「ボードゲームと種の起源」

2018年12月11日(火)~16日(日)
東京都 3331 Arts Chiyoda B104

脚本・演出:山本健介
音楽:しずくだうみ
出演:高橋ルネ寺内淳志名古屋愛沈ゆうこ

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