写真を頼りにアメリカに渡った花嫁たちを描く、劇団東演「屋根裏の仏さま」

劇団東演「屋根裏の仏さま」が、11月16日から25日まで東京・東演パラータで上演される。

本作は、日系一世を祖母に持つアメリカのジュリー・オオツカによる「屋根裏の仏さま」が原作。戦前、アメリカに移住した独身青年たちに嫁ぐために、写真によるお見合いと文通だけで結婚を決めた“写真花嫁”たちを中心とした物語だ。時は100年前。写真花嫁たちは、たった1枚の写真を頼りに何週間もの船旅に耐えて新天地アメリカにたどり着く。そんな彼女らを待っていたのは……。脚本はふたくちつよし、演出は文学座の松本祐子が担当する。