ジョン・スミス「タントンの部屋で」開幕、三宅章太郎「ほとばしる汗を届けたい」

ジョン・スミスと探る演劇「タントンの部屋で」が、昨日11月2日に神奈川・STスポットで開幕した。

CMプランナーの三宅章太郎がライフワーク的に制作している「ジョン・スミス」シリーズ。今回は、三宅が多摩美術大学在学中の2013年に発表した「タントンの部屋で」を大幅に改稿して上演する。

舞台となるのは、さびれたリゾートホテル。作中では朝間優、大河原恵、タコ太郎、中村亮太、春木来智、平井貴大、福本剛士、松原蓮之介、山本圭祐という9人の出演者が、さまざまなキャラクターを演じ分ける。

作・演出を手がけた三宅は「70分間、9人の俳優に40役ほどの人物をただひたすらに演じてもらいました。この作品はとても速いです。スポーツと言ってもよいかもしれません。ほとばしる汗を真摯にお届けしてまいりますので是非ご来場くださいませ」とコメントした。公演は明日11月4日まで。なお会場では当日券の販売が予定されている。