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劇団昴が中島淳彦「無頼の女房」改訂版を上演、演出は北村総一朗

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劇団昴 ザ・サード・ステージ公演「改訂版 無頼の女房」が、8月15日から19日まで東京の座・高円寺1で上演される。

所属俳優が中心となって企画、制作、広報、舞台製作を行う劇団昴ザ・サード・ステージ。今回は2002年に初演された中島淳彦「無頼の女房」に中島本人が加筆し、改訂版を北村総一朗の演出で立ち上げる。時は戦後まもなく。無頼派の小説家・塚口圭吾の家には、原稿の受け取りに集まった文芸誌の編集者たちが集まっていた。すると突然、圭吾が2階から飛び降りる。彼は精神を病み、さらに覚醒剤と睡眠薬の中毒に陥っていて……。

上演に際し北村は、「高円寺という風情の有る街の、『座・高円寺1』という温容な劇的空間で、生き生きとした人間行為の魅力と、劇的感動を直に味わって下さい。多いに笑って下さい。それにしても、途轍もない挑戦が始まりました」とコメントしている。本公演では8月16日14:00開演回と、19日14:00の千秋楽公演の終演後にはポストトークショーを実施。19日にはゲストとして中島が登壇する。

なお劇団昴では、来年2019年9月に中島による作・演出で新作を上演する。

北村総一朗コメント

今回上演する、中島淳彦氏の「改訂版・無頼の女房」は、無頼派作家と呼ばれた坂口安吾と、その妻三千代をモデルに、夫婦の数奇な愛の姿と、二人を取り巻く、愛すべき人間達の奔走する様を通して、懐かしくも、いかがわしい昭和の魅力をコミカルに表現します。喜劇は綿密に計算された優れた作品に俳優達の即興性が加わり双方が予想外の化学反応を起こすことで新鮮な笑いが生れるのです。
ともすれば、演劇が論理的、口実的な表現に陥りがちな中、今再び、中島淳彦氏のエンターテーメント性に満ちた、滋味豊かな作品に、新たな光りを当てて、演出します。
高円寺という風情の有る街の、「座・高円寺1」という温容な劇的空間で、生き生きとした人間行為の魅力と、劇的感動を直に味わって下さい。多いに笑って下さい。
それにしても、途轍もない挑戦が始まりました。

劇団昴 ザ・サード・ステージ 第36回公演「改訂版 無頼の女房」

2018年8月15日(水)~19日(日)
東京都 座・高円寺1

作:中島淳彦
演出:北村総一朗
出演:遠藤純一、遠藤英恵、岡田吉弘、渡辺慎平、石井ゆき、矢崎和哉、江崎泰介、永井将貴、加藤和将、大矢朋子、白倉裕人、遠藤鮎喜、吉澤恒多、あんどうさくら

※矢崎和哉と江崎泰介の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。

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