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トリコロールケーキ1年半ぶり新作「ヤシの木」、海外旅行のような楽しい気分に

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トリコロールケーキ「ヤシの木」が、3月21日から25日まで東京・北とぴあ カナリアホールで上演される。

トリコロールケーキにとって1年半ぶりとなる新作は、宮崎出身である代表の鳥原弓里江が“我が木”と語る、あるヤシの木を巡るナンセンスコメディ。上演に向け鳥原は「ご観劇のみなさんには、海外旅行のような楽しい気分を味わっていただきたいなと思います」と意気込みを語っている。

脚本・演出・音楽は今田健太郎が担当。出演者にはメンバーのほか、劇団ジェット花子の荒威ばる、後藤のどか、キャラメルボックスの小林春世、カムカムミニキーナの田原靖子が名を連ねている。なお本作は、2月21日から4月1日にかけて東京・北区王子エリアで開催される「佐藤佐吉大演劇祭2018in北区」参加作品となっている。

鳥原弓里江コメント

私の出身地の宮崎にはフェニックスというヤシの木の一種があちこちに植えてあります。県木にも指定されていて、もはや我が木と言っても過言ではありません。事実、帰省の折にたくさんのフェニックスが目に入ると、地元なのにどこか海外旅行に来た気分にもなり、日頃の疲れが見事に癒えるのです。
ときに、観劇もひとつの旅行と言えるのではないでしょうか。言える。そう信じ込んで参ります。今回の「ヤシの木」をご観劇のみなさんには、海外旅行のような楽しい気分を味わっていただきたいなと思います。
現地の人になったつもりでがんばります。よろしくお願いします。

今田健太郎コメント

たとえば「落下してきたヤシの実に頭を砕かれる死亡例」と「ダンプカーに跳ね飛ばされる死亡例」では、どちらが痛ましい死亡例だろうか。変わらない、とわたしは思う。過程がどうあれ、死は等しく痛ましいものだからだ。
だがこれが「落下してきたヤシの実に頭を砕かれると同時にダンプカーに跳ね飛ばされた死亡例」になったとたん、難しくなる。少なくとも痛ましさはない。つまり死亡例から痛ましさを取り除く方法とは、また別の死亡例を追加することなのだろうか。
重苦しいものが軽く見え、軽いものが重苦しく見えるような話を書きたい。いまは。
あと、10億円が欲しい。

トリコロールケーキ 第10回公演「ヤシの木」

2018年3月21日(水・祝)~25日(日)
東京都 北とぴあ カナリアホール

プロデュース:鳥原弓里江
脚本・演出・音楽:今田健太郎
出演:鳥原弓里江、南綾希子、香西佳耶、今田健太郎、荒威ばる、後藤のどか、小林春世、田原靖子

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