泊篤志・守田慎之介による市民参加リーディング、3月に小倉で上演

飛ぶ劇場の泊篤志と、演劇関係いすと校舎の守田慎之介が手がける市民参加のリーディング作品の2本立てが、3月18日に福岡・中屋ビル3Fで披露される。

本公演は、劇場が地域と連携することで新しい“モノづくりのまち”を目指すアートプロジェクト「北九州芸術工業地帯」の関連企画「ぶらり♪まちなか劇さんぽ」の一環として行われる。泊は第30回国民文化祭・かごしま2015で上演された市民参加劇「smoky 2 weeks」を北九州バージョンのリーディングとしてリメイク。また守田は2014年に九州戯曲賞最終選考にノミネートされた短編作品「僕と彼女の、花。」を上演する。「北九州芸術工業地帯」のオフィシャルサイトでは、本公演への参加者を募集している。

なお「ぶらり♪まちなか劇さんぽ」のプログラムとして、劇団C4、サヨナランドリー、大猫座、紫川天国一座、劇団コックピットによりカフェやフリースペースでのリーディング、演劇の公演も行われる。

泊篤志コメント

小倉の街が謎のばい煙で覆われた2週間、わたし達はその空の下ずっとそわそわしていた…。第30回国民文化祭・かごしま2015で上演された市民参加劇を北九州・小倉バージョン、リーディング版としてリメイク！老若男女それぞれの群像劇を中心に、恋に恋する高校生たちがまぶしく交錯します。高校生から高齢の方まで幅広い参加をお待ちしてい
ます！

守田慎之介コメント

今回みなさんと作り上げたい作品は、2014年に九州戯曲賞最終選考にノミネートされた短編作品「僕と彼女の、花。」です。一人の男の人生と、その人生に彩りを与えてくれた女性たちを、時間を切り取りながら描いた家族のおはなしになっています。ちょっと歌ったり、踊ったりしながら、この作品の世界をみんなで楽しめたらと思っています。