明日12月9日に東京・日本青年館ホールにて「Cosmos Symphony『Pukul(プクル)』―時を刻む鼓動―」が開幕する。初日公演に先駆け、本日8日に同劇場で公開ゲネプロが行われた。
本作は宇宙や生命をモチーフにした2幕構成で、第1幕のテーマは「アジアの音色」だ。星々の誕生や自然の脅威、生命の繁栄を、韓国太鼓やバリ舞踊、中国舞踊などアジア各国の音楽や民族舞踊の要素を取り入れて表現する。
出演者たちは民族衣装を思わせる衣装で登場。湖月は赤い装束で太陽を演じたほか、韓国の三面太鼓を叩きながら情熱的なダンスで大地の鼓動を表した。地球をイメージした青い衣装を纏う水は、白と青のシルクをひらめかせて踊りながら風や空を表現。蘭乃と舞羽はそれぞれ、太陽と地球に寄り添う月と星を可憐なダンスで演じる。また物語を歌声と語りで進行する過去、現在、未来の神々役は岡、坂元、姿月。きらびやかな衣装に身を包み、貫禄たっぷりの熱唱を聞かせた。
「西洋の音色」をテーマにした第2幕では、「That's What Friends Are For」や「Stand By Me」などおなじみのスタンダードジャズやポップスに乗せて、地球に生まれた人々の人生を描写する。学校を去る生徒(蘭乃)を先輩や友人が涙を浮かべて見送る場面では、全女性キャストが登場。宝塚歌劇団出身の7名が、息の合ったダンスと歌唱を披露した。また男性キャスト全員が出演するシーンでは思春期の感情の爆発を歌とダンスで表現。エネルギッシュなパフォーマンスで会場を盛り上げた。
「Pukul」の東京公演は12月16日まで。その後21日から25日まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演される。
「Cosmos Symphony『Pukul(プクル)』―時を刻む鼓動―」
2017年12月9日(土)~16日(土)
東京都 日本青年館ホール
2017年12月21日(木)~25日(月)
大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
構成・演出・振付:
音楽:玉麻尚一、長谷川雅大
出演
レギュラーキャスト:
スペシャルキャスト:
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