千駄木の一軒家開放中、ガレキの太鼓「リアル一軒家、のぞき放題。」

ガレキの太鼓「リアル一軒家、のぞき放題。」が東京・文京区の某一軒家にて上演中だ。

2014年から活動を休止していた舘そらみ率いるガレキの太鼓。彼らが活動再開を果たす本作は、さまざまな居住空間を利用し、人の生活をのぞき見るパフォーマンス“のぞき見シリーズ”の新作公演だ。今作の舞台となるのは、3階建てのとある一軒家。観客は開演中の好きな時間に訪問し、家の中を自由に見て回ることが可能となっている。

作・演出・総指揮の舘、ガレキの太鼓の海老根理に加え、うじすけ、カムヰヤッセンの工藤さやと小林樹、神谷大輔、青年団 / うさぎストライプの小瀧万梨子、mizhenの佐藤蕗子、劇団プレステージの園田玲欧奈、青年団の中藤奨と新田佑梨、成井俊介、山本陽子が出演。上演に際して舘は「演劇の常識を、ほぼ8割取り除きました」「本当なら決して見れない他人のおうちを、30センチの距離でのぞきにいらしてください。千駄木の一軒家、開放中です」とコメントしている。

公演は12月9日まで。なお12月7日には同会場にて、舘によるワークショップも開催される。

舘そらみコメント

演劇の常識を、ほぼ8割取り除きました。
……開演時間もなく客席もない、自分の観たい場所を自由に選べる。
そんな形を追求しました。
これは演劇ではなく、アトラクションかもしれません。
本当なら決して見れない他人のおうちを、30センチの距離でのぞきにいらしてください。
千駄木の一軒家、開放中です。