劇団プレステージが新たな一歩、真夏のファンイベントで歴代劇中歌披露

劇団プレステージのファンイベント「Prestage Party at 赤坂プリッツ ～真夏のオールスター大感謝祭～」が、7月16・17日に東京・赤坂BLITZで開催された。

8月の本公演に先がけて行われた本企画は、日頃から応援しているファンだけでなく、まだ劇団のことを知らない人たちとの交流を目的とした“お祭りイベント”。長尾卓也、原田新平、岩田玲の母による影アナが回替わりで流れた後、メンバーは2013年「アウタースペース109」の表題曲を歌唱。また8月に行われる第12回本公演「URA!URA!Booost」のCM映像が上映されたほか、劇団員が応援団に扮した公演のビジュアルも解禁に。

オーディション形式で行われたコントには、2015年に再演された「Have a good time?」より東京オードルに扮した今井隆文、大村まなる、向野章太郎、坂田直貴、長尾や、東京オードルが整形後に結成したアイドル・リバースに扮した猪塚健太、太田将熙、風間由次郎、株元英彰、石原壮馬が登場。またここでは、2016年に上演された「リサウンド～響奏曲～」のタイトルチューンが今井、坂田、高頭、向野による生演奏で披露された。

さらに「ブラックパールが世界を動かす」「ゴーストレイト」「ボーンヘッド・ボーンヘッダー」の劇中歌が続けざまに歌唱され、人気ナンバー「Have a Good Time?」の表題曲で本編は終了。そしてアンコールは、劇団のオリジナルミニアルバム「P1」に収録されている「青春のプレステージ」で幕を開け、メンバーたちはファンの待つ客席へ。

ここで司会を務める株元が「次の公演は応援団が舞台。今もう稽古を始めていて、元大学の応援団OBの方に指導いただき練習しています。今年の春には、劇団から平埜生成ら2人のメンバーが退団しました。一緒にやっていた自分としては残念な気持ちもありました。でも、彼らは新たな一歩を踏み出し、そして18人になった僕らも新たな進化した形だと思います！ この18人で絶対に熱い舞台を作って届けるので皆さん楽しみにしてください！」と観客にメッセージを届ける。ラストは劇団員による「WORLD'S ENDのGIRLFRIEND」の表題曲でイベントを締めくくった。

第12回本公演となる「URA!URA!Booost」は、8月16日から27日まで東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて上演。脚本を福島カツシゲ、演出を大関真が担当し、劇団プレステージのメンバー18人が出演する。