笑える「白鳥の湖」！男だけのバレエ団・トロカデロが30回目の日本ツアー

男性ダンサーだけのトロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団が、9月9日の東京公演を皮切りに、神奈川・愛知・大阪・兵庫・福岡・鹿児島を巡り、東京・Bunkamura オーチャードホール公演でしめくくる日本ツアーを行う。

男性がチュチュを着て踊る“コメディ・バレエ”で人気を集めてきた同バレエ団が日本公演を行うのは約2年ぶり。今回が記念すべき30回目の来日を迎える。上演される演目は、ジョークをたっぷり織り交ぜた代表作「白鳥の湖」、末期を迎えた鳥がもがき苦しむ姿を羽根を撒き散らしながら描く「瀕死の白鳥」、絢爛豪華なフランス様式の「パキータ」など、クラシックバレエと笑いが融合した作品が並ぶ。このほかにも小作品が上演される予定だ。

ニューヨークを拠点に「誰もが気軽に楽しめるバレエ」を掲げる同カンパニーは、娯楽性と芸術性をモットーに、世界各地で公演を行なってきた。2006年には英国批評家協会ダンス賞において最優秀賞の栄誉に輝いている。チケットは5月25日から順次発売。