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ピース・又吉直樹新作は、売れない劇作家が主人公の恋愛小説「劇場」

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又吉直樹

又吉直樹

お笑いコンビ・ピース又吉直樹による2作目の小説「劇場」が、本日3月8日発売の文芸誌「新潮」(新潮社)2017年4月号に掲載されている。

「劇場」は売れない劇作家・永田が主人公の恋愛小説。ある日原宿の雑踏で、女優を目指して上京した大学生の沙希と出会った永田は、恋人となった彼女の部屋で一緒に暮らし始めるも現実は思うようにいかず……。又吉は芥川賞受賞作「火花」より前にこの作品の執筆を始めていたが、一旦中断し、1年前から執筆を再開。自身にとって「書かずにはいられない重要な主題」だったと言う。このたび完成を迎え、「この小説自体が書いてる僕を鼓舞してくれた瞬間が何度かあって、『ありがとう』とか『ごめんな』とか小声で言いながら書いていました」と執筆中を振り返った。

なお「劇場」が収録された今号の「新潮」は1万部の緊急重版がかかり、累計5万部を突破した。この数字は、又吉の1作目「火花」が掲載された「文學界」(文藝春秋)2015年2月号の累計4万部を上回る。

又吉直樹コメント

「劇場」という小説を書きました。演劇や恋愛や人間関係の物語です。大雑把な説明になってしまうのですが、自分にとって書かずにはいられない重要な主題でした。
書きはじめてから完成まで二年以上かかりました。変な話ですが、この小説自体が書いてる僕を鼓舞してくれた瞬間が何度かあって、「ありがとう」とか「ごめんな」とか小声で言いながら書いていました。まずは小説として手にとっていただける形になったことが本当に嬉しいです。

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