「2.5次元男子推しTV」公開収録、鈴木拡樹＆椎名鯛造が仲よしトーク

鈴木拡樹がMCを務める番組「2.5次元男子推しTV」が、3月25日からWOWOWライブにてスタート。第1回の放送に先がけた公開収録が、昨日2月28日に東京のユナイテッド・シネマ豊洲で行われた。

「2.5次元男子推しTV」は、“2.5次元ミュージカル”で活躍する彼らの、劇場から離れた姿に密着するプログラム。第1回分の公開収録には、「舞台『刀剣乱舞』」や「最遊記歌劇伝」などでの共演に加え、プライベートでも交流のある椎名鯛造がゲストとして登場した。集まったファンを前に椎名は開口一番、「MCを乗っ取りに来ましたー！」と元気いっぱいに挨拶し、会場の笑いを誘う。これには鈴木も「え、初回なのに乗っ取られちゃうの!?（笑）」とタジタジ。しかし鈴木は冒頭こそ「僕、初MCなんですよ……」と緊張を覗かせていたものの、「（椎名）鯛造は、2.5次元の小さくて元気な役なら全部やってるよね」といった冗談を交えながら、軽快なトークで番組をリードしていく。

続いて、ゲストの休日の過ごし方に迫る「Day off」のコーナーへ。第1回の放送では鈴木の休日に密着し、彼の地元・大阪府堺市を訪問。鈴木は、学生時代に遊んだ商店街や仁徳天皇陵など思い出の地を回りながら、自身の出生や仕事にかける思いを明かしていく。また、鈴木が俳優としてのスキルアップを目指す「温故知新 鈴木拡樹 新次元」のコーナーでは、扇子を使った日本舞踊の技法“要返し”に鈴木が挑戦。苦戦しながらも懸命に挑む鈴木の姿に、会場からは温かい拍手が。さらに、鈴木と椎名が互いの印象をフリップに記入して発表し合うコーナーでは、地方公演での裏話など2人の仲よしエピソードも続々飛び出した。

公開収録後、囲み取材に応じた鈴木は「スタジオでの収録と違って、今日はお客さんがいらっしゃったので、普段の舞台に近いものがありました」と安堵の表情を浮かべ、「いつも通りの僕と鯛造くんの間柄のまま、収録に臨むことができました。何を言わずとも支えてくれてくれる鯛造くんが、初回のゲストでうれしかったです」とコメント。さらに「役者としても友達としても距離が近づいた気がします」と笑顔を見せた。

自分自身を紐解く「Day off」のコーナーを振り返った鈴木は「不思議な人と言われることが多いのですが（笑）、これを機に少しでも自分のことを知っていただけたら」とアピール。また番組にかける意気込みを問われ、「舞台に立って作品を届けることによって、演劇や2.5次元に興味を持ってもらうのが僕たちの仕事。この『2.5次元男子推しTV』を通じて、芝居を作っている人間がどういう人物なのかというところから興味を持ってもらい、劇場に足を運んでいただけたらと思います」と今後の展望を熱く語った。椎名をゲストに迎えた「2.5次元男子推しTV」の第1回は、3月25日18:30から放送される。