「魔劇『今日から(マ)王!』~魔王暴走編~」が、本日11月3日、東京・全労済ホール / スペース・ゼロにて開幕。初日に先がけ、ゲネプロと囲み取材が昨日11月2日に行われた。
「今日から(マ)王!」は、松本テマリが挿絵を手がける喬林知の小説が原作。舞台版第3弾となる今作では、主人公・渋谷有利と周囲のキャラクターたちが、剣術や魔術をモチーフとしたアクションを繰り広げる。脚本・演出は菅野臣太朗が担当。
囲み取材に応じたのは、
続くフォンヴォルテール卿グウェンダル役の兼崎は「主人公の有利と僕が演じるグウェンダルとの関係性の変化が見どころ」と注目シーンを挙げ、ウェラー卿コンラッド役の渡辺は「いつもは有利を優しく見守っているキャラクターなのですが、今回はアーダルベルト(下村)とのやり取りで少し違った雰囲気を出すシーンがあるので、ぜひ注目してほしいです」と見どころを語った。
またフォンビーレフェルト卿ヴォルフラム役の樋口は「僕が演じるヴォルフラムは、第1弾では有利を魔王と認めていなかったのですが、第2弾では有利と恋人のように会話をしていて、それが第3弾となる今作では夫婦のような仲を見せられたらと思います」と意欲を見せ、フォンクライスト卿ギュンター役の小谷は「今回初めてお城を飛び出して、殺陣にも挑戦しています。違った一面を見せられると思いますので、楽しみにしていてください」と観客に呼びかけた。
さらにグリエ・ヨザック役の進藤は、自身の役について「女装が趣味みたいなヨザックを演じますが、今回も女装が飛び出すかな……? 飛び出すと思います(笑)スパイシーさとセクシーさを披露したいと思います!」と意気込み、村田健役の反橋は「隠された正体を持つ、有利の地球の友達を演じます。正体は見てのお楽しみですが、村田は3作品目にしてたくさん出演シーンがあり、今回ソロ曲もあります!」とアピール。
渋谷勝利役の岡田は、舞台版ならではのオリジナルエピソードが披露されることを明かし、「それがどうストーリーに絡んで行くかをぜひ見てほしいと思います」とコメント。またフォングランツ・アーダルベルト役の下村は「アーダルベルトは太マッチョの体でありながら、愛していた女性・ジュリアを思って恋に生きるという、体格とは相反する繊細な心情が今回は出ていますので、そこが見どころだと思います」と自らの役の魅力を語った。公演は11月13日まで。
「魔劇『今日から(マ)王!』~魔王暴走編~」
2016年11月3日(木・祝)~13日(日)
東京都 全労済ホール / スペース・ゼロ
脚本・演出:菅野臣太朗
出演:
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