「魔法」でロロ三浦直之、いわき総合高等学校の卒業公演に参加

脚本・演出をロロの三浦直之が手がける「魔法」が、8月13・14日に福島・いわき芸術文化交流館 アリオス 小劇場で上演される。

本作は、福島県立いわき総合高等学校 総合学科 芸術・表現系列（演劇）の第13期生による卒業公演。いわき総合高等学校では、これまでも前田司郎や藤田貴大、岩井秀人といった劇作家との共同制作を行っており、飴屋法水が作・演出を担当した第10期生の卒業公演「ブルーシート」では、第58回岸田國士戯曲賞を受賞した。

上演時間60分、公演の準備時間10分という高校演劇の大会規定に準じた青春群像劇「いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三高等学校（いつ高）」シリーズを自身の所属するロロで上演している三浦と、学生たちとのコラボレーションに期待が高まる。

三浦直之コメント

高校生が魔法使いになる物語をつくります。
魔法っていうのはあれです、箒で空を飛んだり、ペンを剣にしたり、教室を氷の国にしたりするあれです。
つまりハリーポッターみたいな物語です（読んだことないけど）。
だけどこの魔法はものすごく弱い魔法です。舞台の上で、しかも束の間しか使えない魔法です。
そんなオンボロな魔法を使って描く魔法陣は、もちろん青春。武器は、もちろん演劇です。