戦い続ける夫婦を描く、モダンスイマーズ新作「嗚呼いま、だから愛。」

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蓬莱竜太率いるモダンスイマーズが、新作「嗚呼いま、だから愛。」を4月22日から5月3日まで、東京・東京芸術劇場 シアターイーストにて上演する。

モダンスイマーズ「嗚呼いま、だから愛。」チラシ表

モダンスイマーズ「嗚呼いま、だから愛。」チラシ表

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新作のテーマは「セックスレス」。戦い続ける夫婦を軸にした愛憎劇を描く。蓬莱は「人はどこまで他者と理解し合えるのか。どこまで他者に求めることが許されるのか。愛とはなにか。物語の終わりに信じられる確かな愛が一つだけでも舞台に浮かべられたら」と意気込みを語っている。ゲストに、小野寺修二や矢内原美邦など人気演出家の作品でも活躍する、はえぎわの川上友里や、太田緑ロランス、奥貫薫を迎え、蓬莱の濃密な作品世界を展開する。

蓬莱竜太コメント

人はどこまで他者と理解し合えるのか。どこまで他者に求めることが許されるのか。愛とはなにか。
昨今世界は混迷し、ますます混沌としてきました。
演劇でやれることはなんだろうかと考えた挙げ句、今だからこそ愛の話を描くべきではないかと思いました。
夫婦同士が戦い続ける愛憎劇。妻の多喜子の視点で物語は展開されます。愛の名のもとに家庭内で行われるテロ。報復の連鎖。おかしくも哀しい、哀しくもえぐい夫婦の戦争。愛、差別、倫理、そして血族の問題がそこには横たわっています。果たして多喜子は戦いに勝つことが出来るのでしょうか。
舞台に2人が住む1LDKを再現して、まるでドキュメンタリー作品を観ているかのような手触りで表現したいと思っています。
人はどこまで他者と理解し合えるのか。どこまで他者に求めることが許されるのか。愛とはなにか。
物語の終わりに信じられる確かな愛が一つだけでも舞台に浮かべられたら。そんな想いで創り上げていきたい作品です。

                                        

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モダンスイマーズ「嗚呼いま、だから愛。」

2016年4月22日(金)~5月3日(火)
東京都 東京芸術劇場 シアターイースト

作・演出:蓬莱竜太
出演:川上友里 / 古山憲太郎、津村知与支、小椋毅、西條義将、生越千晴 / 太田緑ロランス / 奥貫薫

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モリシー @morishi117

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