喜矢武豊の西遊記「GOKU」開幕！「19回来る人は19回楽しんで」

「GOKU」が、本日2月16日に東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて開幕した。

本作は、手塚治虫「ぼくの孫悟空」を原作とした舞台。リハーサル前の囲み取材には主人公・孫悟空を演じるゴールデンボンバーの喜矢武豊を筆頭に、玄奘三蔵役の月船さらら、猪八戒役のみのすけ、沙悟浄役の土屋佑壱、紅孩児役の佐々木喜英、羅刹女役の大沢逸美、牛魔王役の西岡徳馬が登壇した。

喜矢武は「今年が申年であることにちなんでゲン担ぎに観に来てほしいです。猿になるために、1カ月くらい日光猿軍団に入団しまして……って、んなワケない！」とユーモアを交えながら主演作をアピールする。また敵役を演じる西岡について「西岡さんから学んだことは下ネタ（笑）。あと、出ていらっしゃらないところでもけっこう細かいアドバイスをくださるんですよ。すごい助かりますね」と感謝の思いを伝えたり、佐々木について「本当に悪役になりきってるんですけど、突然お茶目なキャラクターが出てくるからね」と語ったりするなど、共演者とのエピソードを披露。そして「最初は孫悟空ってなんだろうって考えたんですけど、このキャラはゴールデンボンバーの喜矢武豊でいいんじゃないかって。普段のライブみたいに楽しんでますね」と語った。

土屋は「お子さんからお年寄りまで間口の広いエンタテインメントになってます」と見どころについてコメント。みのすけも「ネルケ（主催会社）の松田社長から『わかりやすく、子供から大人までみんなが楽しめるエンタテインメントにしよう』という話がありました。僕の5歳の子供でも、おじいちゃんおばあちゃんでも楽しめるような、まさにそんな舞台になってます」と仕上がりに太鼓判を押す。佐々木からは「立ち回りとか、カッコいい映像を使った演出がたくさんあるんでぜひ楽しみにしてください」とアピールがあるも、大沢は「20年ぶりに殺陣をやりましたら喜矢武さんに『運動神経鈍いですよね』って言われてしまいました……」と恨み節。喜矢武と「言った」「言ってない！」「言った！」「言いました！」と微笑ましい掛け合いを見せ「でもがんばりますのでお楽しみに」と笑顔で意気込んだ。

西岡からは「敵役は大きくなればなるほど芝居が面白くなる。どれだけ大きく阻止できるか、をテーマに敵役を演じています。2度と同じことはやらない日替わりネタもありますので、19回来る人は19回楽しんでください」と頼もしい台詞が。月船は個性豊かな面々に囲まれ「無色透明の三蔵法師としては居所の難しい作品ではあります」と役を演じる苦労を語るも「でも負けないようにやっております」と述べ、「ゴールデンボンバーの喜矢武さんだからこそできる悟空の作品です。今までとは違う西遊記が観られると思います」と語った。みのすけも「ライブに慣れてるから、その場の空気の作り方とか、返し方が素敵ですね」と喜矢武の演技を絶賛した。

「GOKU」は、本日より2月28日まで東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて上演される。千秋楽公演は全国の映画館にてライブビューイングも行われる。

※「GOKU」は「U」の上にサーカムフレックス付きが正式表記。