「島田歌穂・シングス・ディズニー」ジャケット

テンミニ!10分でハマる舞台

島田歌穂の歌声で、さまざまな年代の名曲と再会する「島田歌穂・シングス・ディズニー」

デビュー50周年に最高のプレゼント

PR「島田歌穂・シングス・ディズニー」

11月20日に島田歌穂による初のディズニー公式カバーアルバム「島田歌穂・シングス・ディズニー」がユニバーサル ミュージック合同会社より発売された。島田とディズニー作品の関わりは深く、島田は、東京ディズニーシー®のショーのために書き下ろされたクリスマスソング「ウェルカム・トゥ・クリスマス」の日本語バージョン歌唱や、ディズニー映画の吹替、ディズニー原作のミュージカル出演など、長らく縁をつないできた。同アルバムでは、ピアニスト・作曲家・編曲家・プロデューサーの島健をアレンジに迎え、厳選された13曲を収録。デビュー50周年の節目にディズニー公式カバーアルバムを発表できることに、「レコーディングの音入れのときからどんどん感動が重なっていった」と喜びを隠しきれない様子で語る島田に、アルバムへの思いを聞いた。

取材・/ 大滝知里

思い出の曲を新たなアレンジで再録音したい

数あるディズニー作品の中から、島健と島田歌穂によって選び抜かれた13曲が収録されたアルバム「島田歌穂・シングス・ディズニー」。選曲の意図を尋ねると、島田は「ディズニー作品には、どの年代を切り取っても名曲がたくさんあって、本当に悩みました。今回は、誰もが知っているような曲を中心に、私が大好きで昔から歌わせていただいている『星に願いを』や、舞台にも立たせていただいた『メリー・ポピンズ』の楽曲など、なるべく幅広い年代から曲を選んだんです。でも、思い入れがある『メリー・ポピンズ』からは2曲選んじゃいましたね(笑)」と、ちゃめっ気たっぷりに笑う。

アルバムでは、島田にとってなじみがある曲に加え、初めて歌う名曲が、ジャズ、ポップス、王道オーケストラなどのアレンジによって、新鮮な響きを奏でる。舞台出演の合間を縫って行われたレコーディングでは、求めていた音色がミュージシャンの手によって次々と生み出される様子に、「思い描いていた世界がふわっと広がって……緊張感がありつつも、曲からもらう感動とパワーが私の歌入れのモチベーションにつながりました」と振り返る。中でも、「ウェルカム・トゥ・クリスマス」を新アレンジで再録音したことは島田にとって大きな出来事に。同曲は2003年の東京ディズニーシースペシャルイベント「ハーバーサイド・クリスマス」で公演されたハーバーショー「キャンドルライト・リフレクションズ」のために作られたナンバーで、島田は日本語バージョンの歌唱を担った。「ディズニー作品には幼い頃から親しみがありましたが、最初に『ウェルカム・トゥ・クリスマス』のレコーディングをさせていただいたときは、本当にうれしかった! クリスマスの時期になると今でもお客様からリクエストをいただく、私にとっても大切な曲です。新バージョンの『ウェルカム・トゥ・クリスマス(2024)』も長くいろいろな方に愛していただける1曲になれば」と柔らかに語る。

“これから始まる”ワクワクをミッキーマウス&ミニーマウスと一緒に感じて

今年、デビュー50周年を迎えた島田。周年に合わせて「何か特別なアルバムを作りたい」という一心で、昨年からアイデアを練っており、念願のディズニーソングの公式カバーアルバム発表へとたどり着いた。「最初は、恐る恐る相談したのですが、本当に夢がかなった!という気持ちで。私にとって最高のプレゼントをいただきました」と感謝を述べる。「名曲をいっぱい集めたアルバムで、皆さんにもそれぞれの曲に対するイメージや思い出がきっとあると思います。今回は曲のイントロが聴こえたときに、『何の曲が始まるんだろう?』と思えるほど、新たなアレンジを施した曲もあります。ぜひ、1曲1曲を新鮮に聴いていただけたらうれしいですし、曲の素晴らしさをあらためて感じていただけるアルバムになっていたら、私としても幸せです」と思いを明かした。

さらに島田は、アルバムのために描き下ろされたジャケットのイラストについても付け加える。「とってもかわいいんです! グランドピアノの隣にスタンドマイクが立っていて。演奏の準備をしているドナルドダック、ドラムセットの前にはグーフィーが忘れてしまったドラムスティックを、チップとデールが持ってきてくれているというストーリーがあって。その様子をミッキーとミニーがニコニコしながら眺めています。これから始まるぞ!というワクワクをまずはジャケットから感じていただいて、ミッキー&ミニーと一緒にこのアルバムを存分に楽しんでくださいね」と微笑んだ。

島田歌穂・シングス・ディズニー
島田歌穂・シングス・ディズニー
発売日:2024年11月20日(水)
価格:税込3900円
発売・販売元:ユニバーサル ミュージック合同会社

【収録曲】
01. ウェルカム・トゥ・クリスマス(2024)
02. パート・オブ・ユア・ワールド From『リトル・マーメイド』
03. 美女と野獣 From『美女と野獣』
04. 愛を感じて From『ライオン・キング』
05. スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス From『メリー・ポピンズ』
06. 鳥に餌を From ミュージカル『メリー・ポピンズ』
07. 彼がトランプさ From『わんわん物語』
08. ホエン・シー・ラヴド・ミー From『トイ・ストーリー2』
09. 輝く未来 From『塔の上のラプンツェル』(duet with 井上芳雄)
10. レット・イット・ゴー From『アナと雪の女王』
11. ウィッシュ~この願い~ From『ウィッシュ』
12. 星に願いを From『ピノキオ』
13. <ボーナストラック>ウェルカム・トゥ・クリスマス(日本語バージョン / 『キャンドルライト・リフレクションズ』より)

(c)Disney
島田歌穂・シングス・ディズニー 特設サイト

島田歌穂(シマダカホ)

島田歌穂

東京都生まれ。1974年に子役デビュー。1987年にミュージカル「レ・ミゼラブル」初演のエポニーヌ役で脚光を浴びる。同年、同作の世界ベストキャストに選ばれ、英国王室主催のコンサートに出演。また、1990年には世界ベストキャストとして参加したアルバム「レ・ミゼラブル / インターナショナル・キャスト盤」が米国にてグラミー賞を受賞。「レ・ミゼラブル」には2001年までの公演に参加し、出演回数は1000回を超えた。舞台出演作には枚挙にいとまがなく、主な出演作品に「ウエストサイド・ストーリー」「ビリー・エリオット」「メリー・ポピンズ」「ナイツ・テイル」「Endless SHOCK」など。また、ディズニー映画では「美女と野獣」プリュメット役、「メリー・ポピンズ リターンズ」トプシー役、「魔法にかけられて2」マルヴィーナ役の吹替を担当するなど幅広く活躍する。12月6日までミュージカル「プロデューサーズ」に出演しているほか、改修前の東京・帝国劇場で2025年2月に開催されるコンサート「CONCERT『THE BEST New HISTORY COMING』」にレギュラーキャストとして参加する。

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