9mm Parabellum Bullet×POLYSICS、AXで爆音対決

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ファッションブランドlessthan*が主催するライブイベント「LESSTHAN*RIOT vol.3」が10月20日に東京・SHIBUYA-AXにて行われた。

スーツ姿で約1時間のライブを敢行した9mm Parabellum Bullet。

スーツ姿で約1時間のライブを敢行した9mm Parabellum Bullet。

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「KI.KA.I.DA!」でライブ序盤から盛り上げたPOLYSICS。

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「LESSTHAN*RIOT vol.3」での9mm Parabellum Bulletのパフォーマンスの様子。

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「LESSTHAN*RIOT vol.3」でのPOLYSICSのパフォーマンスの様子。

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2年ぶりの開催となった「LESSTHAN*RIOT」には、9mm Parabellum BulletPOLYSICSという強力な2組が参加。ライブはlessthan*の2013春夏コレクションを紹介するスタイリッシュな映像上映を経て、POLYSICSのパフォーマンスからスタートした。

lessthan*がこの日のためにデザインしたというライダース風のつなぎに身を包んだ3人は、挨拶代わりにハヤシ(G, Vo, Syn, Programming)とフミ(B, Vo, Syn)が拡声器で煽るノイジーな「KI.KA.I.DA!」を鳴らす。さらにフミのチャーミングなボーカルが魅力の「Lucky Star」などで序盤を盛り上げた。中盤には新曲「Everybody Say No」やシリアスなボーカルが印象的な「ワトソン」、観客のタオル回しがフロアを彩る「ムチとホース」が演奏され、場内の熱気はさらに上昇していく。

またハヤシはいつもとは違う衣装に「どう? 今日のために作ってもらいました! カッコいいだろう。ロックって感じじゃない?」とゴキゲンな様子。一方でフミは「着られてる感あるよねー」と笑いを誘っていた。さらにハヤシは9mmの菅原卓郎(Vo, G)を真似て「行けるかー!」とフロアに向かって絶叫し、「こうすれば卓郎くんも『トイス!』って言ってくれるかも」と期待を込めていた。

ライブ後半に突入するとハヤシの動きはますますアグレッシブに。シンセを叩くように弾いたかと思えば、ギターをかき鳴らしシャウトを繰り返す。そしてヤノ(Dr)が叩く軽やかな4つ打ちのリズムに合わせて観客の「ダバダバ」の大合唱が起きた「Let's ダバダバ」では、ステージとフロアの垣根が消える。ラストナンバーはイントロから沸いた「Buggie Technica」。ヤノのドラムを支えにフミとヤノは舞台の左右に散り、爆音を会場に刻み付けた。

後攻の9mmもPOLYSICSと同じく、lessthan*デザインの衣装で登場。全員スーツ姿という珍しい格好に観客は驚きの声を上げた。観客の熱烈な歓迎を受けて、メンバー4人の演奏にも熱がこもる。真っ赤なライトが照らす中で披露された「Vampiregirl」を口火に、oiコールが巻き起こった「Survive」「Cold Edge」などスタートダッシュにふさわしいアッパーチューンが続けられた。さらに菅原が「大騒ぎするのにうってつけの曲があるから聴いてくれないか?」と新曲「ハートに火をつけて」「Scream For The Future」を披露し観客を踊らせる。この2曲では豪快なサウンドに合わせてフロア前方のオーディエンスはもみくちゃになり、後方の観客も楽しそうに体を揺らす姿が見られた。

中村和彦(B)がスーツ姿でアップライトベースを奏でた「キャンドルの灯を」でほんのり落ち着いた空気が漂うが、菅原がおもむろに「トイスッ! 今日はみんな来てくれてありがトイス!」と挨拶するとフロアは再び熱狂状態に。ちなみに彼は「トイス」の上手な叫び方について「思い切りやればできるよ」とアドバイスしていた。

「トイス」でPOLYSICSファンの心も掌握したあと、バンドは攻撃的なナンバーを立て続けに披露していく展開に。中村が楽器を置きステージ端まで観客を煽りに行った「Black Market Blues」、滝善充(G)はYellow Magic Orchestraの「ライディーン」のフレーズを盛り込んだイントロで沸かせた「Talking Machine」がクライマックスを彩る。本編最後を飾ったのは、かみじょうちひろ(Dr)の壮絶なドラムに合わせて弦楽器隊の3人が奔放に音をぶつけ合った「Punishment」。4人は先輩POLYSICSに負けない轟音を響かせて、笑顔でステージを去っていった。

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