J・A・シーザーが“音楽宮殿劇”上演、寺山修司の長歌をもとにした新曲披露

J・A・シーザーの新作音楽劇「VSわたし蜃気楼」が8月8日から10日にかけて東京のシアター・アルファ東京で上演される。

“DJDJなパラレル・オペレッタ音楽宮殿劇”と銘打たれた「VSわたし蜃気楼」。本公演には演劇実験室◉万有引力の劇団員をはじめとした俳優陣が舞踏や朗読で参加するほか、J・A・シーザーとともに数々の舞台やコンサートを重ねてきた多治見智高ジーザス（Violin）、本郷拓馬（B）、ARUHI（Key）、小山由梨子（Cho）、泉佳奈（Cho）によるバンド・シーザーと紫之蜃鬼楼が、J・A・シーザーの未発表曲や、寺山修司の長歌をもとにした新曲を生演奏する。

チケットは本日6月25日12:00にGETTIISで発売される。

J・A・シーザー コメント

この作品を「シンクウカン」の第二弾と思ってくれてもいいだろう。鉱石ラジオ、真空管ラジオの一方向性の送信受信装置、声する箱、真空管の怪しい光の中に目を閉じて観た真実ともとれる空想世界…わたしは今回の舞台を「観客は観客（観る）」でもなくオーディエンス（聴く）でもない「センシエンス＝感客（経験する心的現象）」とした…昭和100年、ラジオ放送100年、そんな10年のちょっとだけ立ち寄ってみたい何処かの場所で朝食《真実ソースのわたしソテー》を食べてみたいと思った。最近よく思う、これで最後のコンサートになるかもしれないと。だからじゃないが、瞬間瞬間の出会いを大切にしたいものだと。今回は未発表の初期も初期の楽器を弾けなかった時に空想的作曲法で作曲った数曲。俳優楽器のための「母体の牧歌」やバリ島の神話を題材にした「サンギアンの詩」、寺山さんの長歌（新曲）数曲と詩の朗読「国家論」「アメリカよ」などで構成したラジオチックな一夜としてみた。楽しんでいただきたい。

DJDJなパラレル・オペレッタ音楽宮殿劇「VSわたし蜃気楼」- 月よりももっと遠い場所、そこはここかも知れない -

2025年8月8日（金）東京都 シアター・アルファ東京
2025年8月9日（土）東京都 シアター・アルファ東京
2025年8月10日（日）東京都 シアター・アルファ東京
＜出演者＞
シーザーと紫之蜃鬼楼 / 小林桂太 / 森ようこ / 今村博 / 山田桜子 / 曽田明宏 / 渡部みか / 前田倫 / mi-far / 小林珠実 / 七原帝子 / 岡庭秀之 / 飛野悟志 / and more

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