「条司」は現在放送中のトヨタ自動車 カローラシリーズのテレビCM「マルチバース」編のCMソング。タイトルの「条司」とはjo0jiが生まれたときに考えられた名前の候補の1つで、“もしも自分の名前が違ったら”という世界線のもと、「可能性は無限大で自由である」というメッセージが込められた楽曲となっている。
またjo0jiは7月9日に1stアルバム「あえか」をリリースすることが決定している。本作には「条司」のほか、彼が初めて制作した楽曲「不屈に花」や、「やかんの麦茶 from 爽健美茶」のWeb CMソング「Nukui」など全13曲を収録。ジャケット写真は写真家のTAKAYが撮影し、アートディレクションはクリエイティブユニット・Margtが担当した。
さらにjo0jiは11月にアルバムリリースツアーを開催する。SMAオフィシャルサイトでは6月24日までチケットの先行予約を受付中。
【カローラシリーズ】TVCM「マルチバース」篇 30秒
jo0ji「条司」セルフライナーノーツ
TOYOTAのカローラのCM曲を作ってほしいというお話をいただいてつくった曲。CMのクリエイティブチームのみなさんとお話をする中で、これからの可能性を感じさせるような映像にしたいというイメージと、幾つかキーワードももらった。その中に「有り得たかもしれない自分」というのがあって、その時に「条司」というタイトルも思いついた。これはもう一つの候補だった自分の名前だ。この名前がついていたらもしかしたら自分は音楽をやってなかったかもしれないな、じゃあどうなっていたのだろう?という想像もしながら、何にでもなれた子供の頃に戻ったような曲をつくろうと思った。
今思い返せば、子供の頃は本当に何にでもなれると思っていたし、映画の主人公みたいに秀でたなにかが自分にもあると信じていた。11歳になったらホグワーツから手紙が届いて魔法使いになれるんだと本気で思っていたし、蜘蛛に噛まれればスパイダーマンになれるんじゃないかと思って、それらしき蜘蛛を探したりもした。無限に可能性を信じて、自由に無邪気に生きていた。
だいぶアホだったなと思う反面、その感じ、簡単に馬鹿にはできないなとも思う。というのも、自分の名前は父親が好きなミュージシャンからとられたもので、それを知ってからというもの、特になにか努力をしていたわけではなかったのに、自分には音楽の才能があると自然と思い込めていたからだ。そんな根拠のない自信があったから、いざ作曲してみるかとなった時も、果たして作れるのだろうか…というような不安は不思議と微塵もなかった。
思い込みであってもいい。きっとそうである、と強く信じる力が、いろんな可能性を生み出すと思った。
突拍子もないことだとしても、信じて突き進んでいくものにだけ可能性が拓ける。周囲にどう言われようと走り続けるしかない。
この曲は、そんなふうに走り続ける人が不安で立ち止まりそうになる時、背中を押してあげられるような曲になったと思う。
jo0ji「あえか」収録曲
- ≒
- escaper
- ゑ喪
- 駄叉
- Nukui
- 条司
- ワークソング
- 謳う
- ランタン
- BAE
- 眼差し
- 不屈に花
- onajimi
jo0ji 1st album tour 2025「あえかなる」
2025年11月13日(木)大阪府 BIGCAT
2025年11月18日(火)愛知県 DIAMOND HALL
2025年11月21日(金)東京都 EX THEATER ROPPONGI
2025年11月24日(月・祝)宮城県 darwin
2025年11月28日(金)福岡県 DRUM Be-1
2025年11月30日(日)鳥取県 米子AZTiC laughs
y0luka @4luka_
ねえ待って、アンブレラマーカーも可愛いんだけど🤦♀️🤦♀️🤦♀️🤦♀️ https://t.co/NE7xQ1OOGM https://t.co/6wdAXNsbbB