原作は住野よるの小説
5月30日公開の『か「」く「」し「」ご「」と「』は累計発行部数80万部突破の
ド陽キャを演じる佐野
佐野が演じるのは体育会系でいつも明るい人気者“ヅカ”こと高崎博文。佐野は「わかりやすく言うと“ド陽キャ”。スクールカーストの一番上にいるようなキャラなんですけど、嫌なやつではないんですよ。誰とでも仲よくできるからこそ深い悩みがあるという役どころですね」とヅカについて紹介した。「キャスティングが最高です」と誇らしげな中川監督は「撮影中の制服姿しか知らないので、達者にしゃべるなっていう気持ちでみんなの話を聞いてました。5人ともそれぞれ素敵で、役ヘのアプローチも5人5様というか。大変な撮影ではあったんですけど、一緒に修学旅行をしてる気分でした」と穏やかな表情で語る。そして佐野が「ホントに素敵な監督で楽しい撮影でした」と返すと、中川監督は「言わせたみたいで申し訳ない」とこぼした。
佐野もおばあちゃんもムッキムキ
新潟県にある学校の夏休み期間に行われた『か「」く「」し「」ご「」と「』の撮影。登壇者たちは映画のタイトルにちなんで撮影時の“かくしごと”を発表していく。中川監督は「筋トレ」と書いたフリップを見せながら「佐野くんから、ドラムのときに腕を見せるんでトレーニング方法を教えてほしいと聞かれて。プロレスラーみたいな腕は望んでないと思うので、きゅっと引き締まった腕になるように、5kgもあるトレーニング器具を新潟にわざわざ持っていって一緒に筋トレしました」と明かす。佐野は「ムッキムキバッキバキです。絶対に脱がないですけど、脱いだらすごいですよ! トレーニング器具がみんなと仲よくなるきっかけにもなったし、最高でした」と腕の筋肉を自慢しつつ、撮影を振り返った。そんな佐野は「中川さんからのプレゼント」と書いたフリップを手に、「『(菊池が演じる)パラとのシーンが終わったらプレゼントをあげるから』って言われて。物で釣らんでもお芝居がんばるのになって思ったんですけど(笑)、そのシーンが終わったら監督が固い握手をしてくれて、5kgの筋トレ器具をいただきました。おばあちゃんしかいない日に実家に届いて、5kgのトレーニング器具を運んでくれたので、おばあちゃんムッキムキです!」と満面の笑みで明かした。恥ずかしそうにフリップを掲げたのは奥平。「ごめんなさい……お客さんにはわからない話だと思うんですけど、喫茶店にマネージャーさんと一緒に行って、おいしかったっていう話です。これぐらいしか“かくしごと”はなかったです」と話した。
ちゃんみなの初恋が主題歌に
イベントではちゃんみなからのビデオメッセージがサプライズで紹介された。主題歌「I hate this love song」について、ちゃんみなは「初恋をしたときの経験を書いた曲になってます。実は7、8年前くらいに書いた曲なんですけど、『か「」く「」し「」ご「」と「』のために手を入れて映画に寄り添った内容にしております。言いたくても言えない。それでもわかってほしい、わかってほしくないみたいな恋の『ワー!』っていう気持ちを表現してみました」とコメントを寄せた。メッセージを受けて奥平は「そんな貴重な楽曲を……うれしいですね」と恐縮した様子を見せた。
自分であることを肯定してくれるような作品
最後に中川監督は「(登場人物は)なんらかの“かくしごと”をそれぞれ持っています。それをなんで隠さなきゃいけないのかということに思いを巡らせながら観ていただけると、味わい深い作品になるのかなと思います」とコメント。奥平は「見えないものが見えるというフィクションの部分があるんですけど、登場人物の気持ちや行動は現実にあってもおかしくないものなので、ぜひ自分に当てはめて観てほしいです。住野先生がこの作品は自分であることを肯定してくれるような作品だとおっしゃっていて、まさにその通りだなと思っています。純粋に温かい作品を楽しんでください」と本作の魅力を語り、出口も「純度100%というキャッチフレーズがあるんですけど、観ていただければその意味がわかると思うので、ちゃんみなさんの曲も合わせて楽しんでいただけるとうれしいです」と作品をアピールした。
ジャニーズ出演情報 @13xIvlK6CP1hvqe
#Aぇgroup #佐野晶哉 が“ド陽キャ”演じる映画『か「」く「」し「」ご「」と「』撮影現場で筋トレ - 音楽ナタリー
映画『か「」く「」し「」ご「」と「』は5月30日公開。
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