BiS、10都市回った「KiLLiNG IDOLS TOUR」終幕

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BiSが2月12日に全国ツアー「KiLLiNG IDOLS TOUR」の東京・Zepp Tokyo公演を開催した。

BiSとは?

トギー、ナノ3、ヒューガー、イコ・ムゲンノカナタ、クレナイ・ワールズエンドからなるアイドルグループ。2010年にソロアーティストとして活動していたプー・ルイを中心に結成された初代BiSはさまざまな伝説を残して2014年7月に解散。2016年にメンバーを一新して誕生した第2期BiSは2019年5月まで活動し、同年6月に現在の第3期BiSが始動した。オリジナルメンバーの脱退が相次ぐ中、2021年12月にナノ3、2022年11月にヒューガー、2023年3月にシオンエピック、イコ・ムゲンノカナタ、クレナイ・ワールズエンドが加入し、5月に新体制での活動を開始。7月に中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES、THE SPELLBOUND)プロデュースによるシングル「イーアーティエイチスィーナーエイチキューカーエイチケームビーネーズィーウーオム」をリリースし、夏から秋にかけてのツアーを経て11月にフルカワユタカプロデュースによるシングル「LAZY DANCE」を発表した。2024年1月に24時間イベントを行い、2月にニューアルバム「NEVER MiND」をリリースした。4月にマネジメント体制を変更して“自給自足アイドル”として再スタートを切り、5月から全国ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」を開催した。自給自足ライブを行っていたが8月に「これ以上の活動継続が難しい」という理由で解散を発表。10月から12月にかけて5都市でワンマンライブ「ALL FOR BiS, ALL FOR YOU LiVE」を行い、2025年1月12日の東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)でのラストライブ「Finale of the third BiS」をもって解散した。

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BiSは1月17日に宮城・SENDAI GIGSを皮切りに全国10都市を回り、本日2月14日に北海道・Zepp Sapporoでツアーファイナルを迎えた。各地では2月24日発売の新作音源「KiLLiNG IDOLS」の収録曲でゲームセンターの景品、ゲリラ発売のシングル、配信という形態で先行リリースしたリード曲「COLD CAKE」を披露した。

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東京公演は「KiSS MY ASS」でスタートし、「TOUCH ME」「BASKET BOX」と立て続けに楽曲が披露された。自己紹介を挟みつつ、BiSは早口でリリックを畳みかける「FOR ME」、ラウドなサウンドに乗せて力強くシャウトする「FUCKiNG OUT」など攻撃的な楽曲を次々にパフォーマンスしていく。研究員(BiSファンの呼称)は身体を大きく動かして、声の出せない状況下でのライブを思い思いに楽しんだ。

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「teacher teacher teacher」「DESTROY」という疾走感のあるキャッチーな楽曲に続いて、ダークな雰囲気の「thousand crickets」ではヘッドバンギング、スクワットを延々と繰り返したBiS。ファンも同様に動き、ステージとフロアの一体感が高まったところで、トギーが「みんな一緒にニャンニャンしてくれたらうれしいニャン!」と呼びかける。続くロマンチックなポップチューン「LOVELY LOVELY」ではその言葉通り、メンバー、研究員が猫をイメージしたかわいらしい振り付けに興じた。ライブ後半、「イミテーションセンセーション」「HiDE iN SEW」「I WANT TO DiE!!!!!」とエモーショナルな楽曲を連投したBiSは、ラストに代表曲「BiS-どうやらゾンビのおでまし-」を披露。ドラマチックな余韻を残して、ライブを終えた。

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アンコールでは、まずネオ・トゥリーズが来場者に感謝を伝えてから、「次に歌う曲は今がつらいと感じていても、もっと失敗してもそれを乗り越えていきたいと思わせてくれる曲です。よく死にたい=生きたいって言葉を目にするんですけど、生きている中でものすごく悔しいとか悲しいって感情になれるということは、もっとがんばりたいあきらめたくない生きたいと強く思っているからだと思っています。たった一度だけ生まれて、たった一度だけ死んでいく私たちは、生きている中で挫折してしまってもまっすぐ向き合って、何が正解かわからなくても何度も始めて、何度でもぶつかっていければいいなって思っています。絶望と希望を同時に持っているときこそ、めちゃくちゃ輝けるときも私はあると思っています。今、私たちが精一杯届けられる思いを歌います」とコメント。BiSは新作音源「KiLLiNG IDOLS」の収録曲「COLD CAKE」を披露し、ダウナーからアッパーに展開する緩急の効いた楽曲でさまざまな表情を見せた。そしてライブはキラーチューン「STUPiD」に続き、締めくくりにぴったりな「CURTAiN CALL」でフィニッシュ。4人は第3期BiSとして初のZepp Tokyoでのワンマンライブで大勢の研究員に笑顔を届け、ステージをあとにした。

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「KiLLiNG IDOLS TOUR」2021年2月12日 東京 Zepp Tokyo

01. KiSS MY ASS
02. TOUCH ME
03. BASKET BOX
04. FOR ME
05. FUCKiNG OUT
06. テレフォン
07. TRAP
08. teacher teacher teacher
09. DESTROY
10. thousand crickets
11. LOVELY LOVELY
12. イミテーションセンセーション
13. HiDE iN SEW
14. I WANT TO DiE!!!!!
15. BiS-どうやらゾンビのおでまし-
<アンコール>
16. COLD CAKE
17. STUPiD
18. CURTAiN CALL

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