SKE48初の単独ツアー、初日東京でサプライズ連発

SKE48が初の単独コンサートツアー「SKE48 汗の量はハンパじゃない」を昨日10月3日、東京・SHIBUYA-AXでスタートさせた。

今回のツアーは初日の東京を皮切りに、10月5日に愛知・Zepp Nagoya、17日に兵庫・神戸国際会館の計3都市で開催。各会場とも2000人を超える動員が予定されており、チームS、チームKII、研究生のSKE48全メンバー（怪我治療のため療養中の松下唯を除く）がツアーオリジナルの楽曲構成でパフォーマンスを披露する。

東京ではこれまで出張公演としてチームS、チームKIIがそれぞれステージを披露してきたが、SKE48全メンバー出演の東京公演はこれが初めて。コンサートはオープニングからまるでクライマックスかのように、熱い盛り上がりをみせた。

MCではメンバーの中西優香（チームS）が、ツアータイトルにちなんで「実はSKE48って、すごい汗かき集団なんです（笑）」と発言し客席の笑いを誘う一幕も。高柳明音（チームKII）は「ここSHIBUYA-AXでコンサートができるなんて夢のようです！」と、客席のファンに向けて喜びを口にした。

また、ライブ本編終了間際のMCでは松井玲奈（チームS）が「こうしてツアーとして全国3カ所でコンサートができるのも、ファンの皆さんが2年間応援してくれたおかげだと思います。地方で活動していると『このままで大丈夫なのかな？』と考えることもあったけど、私たちが出した答えはとにかくがむしゃらにやること。『汗の量はハンパじゃない』のタイトルにあるように、私たちの汗で一生懸命な気持ちと感謝の気持ちを表したいです」と、涙混じりでコメント。続いて、松井珠理奈（チームS）が「SKE48のメンバーみんなで一丸となって、これからも前進していきます」と今後の抱負を力強く宣言した。

アンコールでは、11月17日リリースのニューシングル「1,2,3,4、ヨロシク！」がお披露目されるサプライズも用意。4期研究生から早くも選抜入りを果たした木本花音も初めてファンの前に姿を現し、「初めてのステージをこんなに大きなところでやらせてもらって、うれしいのとドキドキとワクワクが入り混じってるけど、出せるものを全部出していきたいと思います！」と意気込みを語った。

さらに、松井珠理奈＆玲奈による期間限定スペシャルユニット「キネクト」による楽曲「TWO ROSES」も初披露。意外にも2人だけで歌うユニットはこれが初めてとなり、緊張した表情でこの新曲をパフォーマンスした。

アンコールを含め全36曲を約3時間にわたり熱演したSKE48。ツアー初日は新曲初披露や4期生の一部お披露目といったサプライズも盛り込まれ、大成功のうちに幕を閉じた。

ツアー初日を終えてのメンバーコメント

松井珠理奈（チームS）

「汗の量はハンパじゃない」というタイトルに負けないように、いつも以上に汗をかきながらリハーサルもがんばりました。公演はファンのみなさんの熱気もあって、体だけじゃなく気持ちも汗をかけました！ 新曲披露は、不安がいっぱいでしたけど、いきなりコール（掛け声）も入ってうれしかったです。たくさんの方に聴いてもらいたいです。

松井玲奈（チームS）

ファンのみなさまの熱気や応援がすごくて、メンバーみんな本当にいっぱい汗をかきました。名古屋、神戸でも同じく、いやそれ以上に盛り上がれるよう最高のパフォーマンスを披露したいです。新曲を歌ったときは、みなさん初めて聴いていただいたのに盛り上げていただいて感動しました。みなさんに好きになってほしい曲です。

高柳明音（チームKII）

東京初のSKE48単独公演ができてうれしかったです。SKE48だけを見るためにこれだけ多くのみなさんが会場に来てくれたので。東京ということでAKB48さんの曲もいつも以上に多く歌わせていただけて、とても楽しかったです。ファンのみなさんの笑顔がスタミナになっていっぱい汗をかけました。

向田茉夏（チームKII）

初めてツアー公演ということで、覚えることも多くて直前まで頭が混乱していましたけど、いざステージに立ったらお客さまからパワーをもらって、リハーサルでてきなかったことが全部できました。不思議です。やり残したことはないです。新曲も初めてなのにお客さまに盛り上げていただいて、楽しく歌うことができました。

木本花音（研究生）

ステージに出る前はずっと緊張していましたが、お客さまに自己紹介紹介させていただいて、名前を呼んでもらったり、目が合ったりしているうちに緊張がどこかに消えてしまいました。これから先輩のみなさんからいろいろ教えていただき、4期生のみんなとSKE48の一員としてがんばっていきたいです。よろしくお願いします。