はちロケ、“新曲も聴けちゃう祭”で塚本颯来フィーチャー曲「陰陽」宇宙初披露

はちみつロケットが昨日5月19日に東京・TSUTAYA O-nestにてライブイベント「HMV Presents “はちロケ春の三大祭”」の東京公演を行った。

「はちロケ春の三大祭」は、はちロケが3月にメジャーデビューシングル「はちみつロケット ～黄金の七人～」および2ndシングル「おかしなわたしとはちみつのきみ」をリリースしたことを記念して開催されたHMV主催のライブ。HMVでは店舗やオンラインストアでどちらかのシングルを購入すると応募可能な「はちロケ×HMVメジャーデビュー記念プレミアムキャンペーン」を実施し、A賞として5月12日に大阪、翌13日に愛知、昨日19日に東京で行われたライブへの参加権が用意された。

「宇宙初！新曲も聴けちゃう祭」と題した東京公演で、はちロケはオリジナル曲のみで構成したセットリストを披露。「はちみつロケット ～黄金の七人～」でライブをスタートさせた7人は続けて「WARE-WARE-WA」「ギリギリサマー」を届け、華山志歩は「プレミアムライブだー！」とフロアに向かって叫んだ。MCで1人ずつ自己紹介した彼女たちは、今回の公演で披露する新曲についてトーク。播磨怜奈が「だってはーりんなんだもん☆」、公野舞華が「きーりんは反抗期！」、森青葉が「もりラパンチ」と事務所の先輩グループであるももいろクローバーZの曲名をもじったタイトルにすることをそれぞれ提案すると、ほかのメンバーから今月結成10周年を迎えたももクロに対し「10年分謝って！」と注意されていた。3人の謝罪に笑いが沸き起こる中、突然「インヤン。それは、陰と陽」とつぶやいた澪風に続いてメンバーが意味深な言葉を発し、新曲のタイトルが「陰陽-Yin Yang-」であることが判明。8月8月発売の3rdシングル（タイトル未定）のカップリング曲である同曲が初披露された。

ハードロック調の激しいサウンドに沸いたファンを「お前ら飛べんのか！」と煽った7人は、曲中に何度もジャンプを繰り広げる「ハニートランポリン」を経て、「バカイズム」「恋メラ」をノンストップでパフォーマンス。中盤のMCでは「陰陽-Yin Yang-」の話題で盛り上がり、同曲で大々的にフィーチャーされている塚本颯来は「最初、この曲がシングルの表題曲だと思っていた」と告白してファンの笑いを誘った。その後、「お願いメテロティス」「おかしなわたしとはちみつのきみ」「放課後リフレイン」を歌唱した彼女たちは1stおよび2ndシングルのリリース記念イベントを振り返り、森は「最初は3B juniorの頃のリリースイベントと同じ感覚でやっていたんですけど、環境が変わって。来てくださる方は毎回来てくれるわけじゃないから、1回1回のライブをちゃんとやらなきゃと考えるようになりました」とコメント。雨宮かのんは「一番近くで見てるからこの6人ってすごいなって思って。一緒にできてうれしいです」と照れながらメンバーに言葉をかけつつ、「この7人でどんどん進んで、夢を追いかけていけたらいいなと思います」と語った。

1人ひとりの挨拶後、はちロケは「フレンドリーム」を熱演。同曲でライブが締めくくられるかと思いきや、「人生には新曲をもう一度歌うか、歌わないかの2択しかないよ」と口にした塚本が「新曲、歌うの？ 歌わないの？ どっち？」とメンバーに詰め寄り、この日2回目の「陰陽-Yin Yang-」が披露された。アンコールでは「ヤバい！ 楽しくなってきたよ！」とテンション高く叫んだ7人が、「ハニートランポリン」をパフォーマンスしてフロアの熱気を最高潮に。さらにダブルアンコールに応えて再びステージに戻ってきた彼女たちは、一本締めで「はちロケ春の三大祭」の幕を閉じた。