福原美穂、カップル100組に向けたひと足早いXmasライブ
2009年12月2日 13:30 1
スペースシャワーTVが主催する完全招待制のクリスマスイベント「SPACE SHOWER TV presents PRIVATE XMAS PARTY with 福原美穂」が、昨日12月1日にラフォーレミュージアム原宿にて行われた。
このイベントに参加したのは抽選で選ばれたカップル100組200名。観客が待ち受ける中ステージに登場した福原は、白を基調とした衣装でスツールに腰掛け、サンディ・トム「I Wish I Was A Punk Rocker」を歌い始めた。
彼女の美しいアカペラで始まった曲にアコースティック編成のバックバンドが加わるという演出に、200人のオーディエンスはうっとりと聴き入る。続く「CHANGE」ではアコースティックギターの力強いストロークと福原のパワフルな歌声がからみ合い、見事なグルーヴを生み出す。笑顔で「みなさんこんばんは、福原美穂です」と一言挨拶すると、3曲目「なんで泣きたくなっちゃうんだろう」を披露。この曲はライブ翌日12月2日リリースのニューシングル。せつない女心を見事なハイトーンボイスで表現し、場内から大きな拍手を浴びた。
「改めまして、福原です。今日はクリスマスライブへようこそ!」と、アットホームな雰囲気のMCを始める福原。「次の曲は私が上京してくるときに書いた曲です。この曲を歌うときは大切な人のことを思いながら歌っているので、みなさんも今日は隣にいる大切な人のことを思って聴いてみてください」と語り、しっとりしたバラードアレンジに生まれ変わった「優しい赤」を歌った。
続く「LET IT OUT」の後、福原は再びトークに入る。「今日は着席式なので距離が近いですね……緊張します(笑)」と話しつつ、「アコースティックライブもいいですね。普段のライブはバンドでやっているので、今回こういう形でライブができてうれしいです」と、貴重なアコースティック形式を彼女自身も楽しんでいる様子をうかがわせた。
終盤には「せっかくのクリスマスライブなので、今日はみなさんが知っている曲を選曲してみました」と前置きして、クリスマスソングメドレーも披露。さまざまなジャンルのクリスマスソングをムードたっぷりに歌い、最後の「Happy Xmas(War Is Over)」では観客との大合唱となった。ライブのラストを飾ったのは、上京してきた幼い妹2人と過ごした夏に作ったという「LOVE~winter song~」。「曲を書かなくちゃいけなくてすごく大変な時期だったんですけど、妹たちの毎日の様子からいろいろと教えられたり、気づいたりすることがたくさんあって。そんな日々からインスピレーションを受けました」と曲への想いを語り、のびやかなボーカルで大切な人への想いを歌い上げた。
ライブ終了後は、スペシャのVJを務める杉山ハリーとトークを展開。新曲「なんで泣きたくなっちゃうんだろう」で歌われた“友達同士からの恋愛”について話が及ぶと、思わず自身の経験談を話すシーンも。また、歌詞の中で身近な言葉をたくさん取り入れていることについては「普段使っている言葉をどれだけ取り込めるかを考えて作りました。同世代の女性の心の中に、すっと入っていくといいなと思っています」と語った。
イベントの最後には抽選で選ばれた1組のカップルに、福原からクリスマスプレゼントを贈呈。会場に集まった全員が、ひと足早いロマンチックなクリスマス気分を味わえたひとときとなった。
なお、このライブの模様は12月22日22時よりスペースシャワーTVにて放送される。今回参加できなかった人は、こちらのオンエアで楽しもう。
SPACE SHOWER TV presents PRIVATE XMAS PARTY with 福原美穂
2009年12月1日 セットリスト
01.I Wish I Was A Punk Rocker
02.CHANGE
03.なんで泣きたくなっちゃうんだろう
04.優しい赤
05.LET IT OUT
06.Xmasメドレー~White Christmas~Jingle Bell~Happy Xmas(War Is Over)
07.LOVE~winter song~
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音楽ナタリー @natalie_mu
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