とき宣「びっちょり祭り」で6人体制のパフォーマンス初披露、野音びしょ濡れに

ときめき▽宣伝部が7月22日に東京・日比谷野外大音楽堂にてワンマンライブ「ときめき▽夏のびっちょり祭り2017」を行った。

今回のライブでは6月より「ひよこ組」としてレッスンを重ねてきた“新入部員”の藤本ばんびと小高サラがグループに正式加入し、パフォーマンスを初披露。6人体制となったとき宣は「びっちょり祭り」と題した本公演で、バケツや放水銃を使用して客席に水を撒き、宣伝部員（とき宣のファンの総称）を楽しませた。また会場に設置されたウォーターキャノンからも大量の水が発射され、観客はびしょ濡れに。ライブを通して10トン以上の水が使用された。

全員おそろいの水色の衣装を着て登場した6人は、前山田健一が作曲、武井壮が作詞した最新シングル曲「どどどどどりーまー」でライブをスタートさせる。続けて「ドンウォーリー」「せきがえのうた」を届けた彼女たちはそれぞれ自己紹介を披露。藤本は「今持ってる力をすべて出し尽くして、皆さんに笑顔を届けられるようにがんばります！」と話し、小高は「すごく緊張してるんですけど、皆さんとメンバーと一緒に楽しみたいと思います！」と意気込みを語った。

新入部員の2人が「よろしくお願いします！」と元気よく客席に叫んでから、とき宣は客席に移動して「土っきゅん▽!!少女」「季節外れのときめき▽サマー」を歌唱。客席通路のお立ち台の上から放水銃で宣伝部員に水をかけていく。その後宇宙人に扮したメンバーが「地球人を悩みから救え」というテーマで議論を繰り広げる映像の上映を経て、6人はそれぞれのメンバーカラーの衣装に着替えて登場。ロケットのパネルを抱えて「宇宙イチバン!!」をコミカルにパフォーマンスした彼女たちは、ステージ上でデッキチェアに寝そべったり、椅子に腰掛けてジュースを飲んだりしながら「レモンジュース」を歌い上げた。

「ぐーすかP」「いざ、大和撫子」の曲中に再び宣伝部員に向かって水を撒き、会場を水浸しにしたとき宣は、ここまでのライブの感想をテンション高く語りだす。そして12月24日に東京・日本青年館にてワンマンライブ「ときめき▽宣伝部のどきどき▽クリスマスパーティーVol.3」が行われることがサプライズで発表されると、藤本は「すごい！」という言葉を連発して歓喜。小高は「今発表された会場がどこなのかわかりませーん！」と告白して観客の笑いを誘った。

新入部員が加入したことについてメンバーが涙ながらに語る映像の上映後、6人は白い衣装を身にまといバラードバージョンの「大事マン☆フレンズ」を熱唱。さらに彼女たちは「僕らの未来」で会場を感動的な空気で包み込んだあと、「青春アンセム」や「サンタさんが・・・・・やってこない！」で場内の熱気を高めていく。「フレ！フレ！」ではタオルを勢いよく振り回し、「むてきのうた」ではオーディエンスと一緒に「WOW WOW WOW」のフレーズを拳を突き上げながら叫んだ。

会場を大いに盛り上げたとき宣はそれぞれ宣伝部員に向けて挨拶。辻野かなみは「私たちにはまだたくさんの伸び代があると思っています。一番あるのは私かもしれませんよ！」とコメントし、藤本は涙を流しながら「サラはすぐにレッスンをこなし、すごく吸収が早くて、私は焦って毎日泣いていました。でも、サラがいなかったらこのステージに立てていないと思います」と小高への感謝の気持ちを吐露した。また坂井仁香は「皆さん、いつもとき宣に夢を見させてくれてありがとう。私も皆さんに夢を見せられるようにがんばります」と力強く語り、小泉遥香は「新入部員の2人のことはこれからも宣伝部員さんや、スタッフさんやメンバーが必ず助けてくれます。私が保証します！」と宣言。小高は「今日は本当にドキドキしてたんですけど、人生で一番楽しかったです！」と笑顔で話し、吉川ひよりは「これからも6人を応援し続けてくれますか!?」と宣伝部員に呼びかけた。

「ぴょんぴょん」でコール＆レスポンスを展開し、ライブ本編を終えた6人はアンコールの1曲目に「びりーぶ」を投下。続く「100%オレンジ」では宣伝部員によるペンライトの光で会場がオレンジ色に染まった。彼女たちはダブルアンコールに応えて再びステージに現れると、坂井の「6人とみんなで絶対に夢を叶えます。新しいスタート、一歩を踏み出します。心を込めて歌います」という言葉と共に「ガンバ!!」を熱演。去り際には藤本と小高が「ありがとうございました！」と客席に向かって叫び、「ときめき▽夏のびっちょり祭り2017」を締めくくった。