投票総数1万4600人、「Vtuber楽曲大賞」で振り返る2021年のバーチャルシーン
今年も大手が上位独占、その一方で「Vtuberという垣根はこれからなくなっていくかもしれない」と期待も
2021年12月29日 16:15 15
Vtuber楽曲大賞 MV部門
- コントレイル / 葛葉
- Viking / le jouet
- Stellar Stellar / 星街すいせい
- ラストソング / 不破湊
- Geminids / ChroNoiR
- エンターテイナー / Rain Drops
- ウラノミト / 月ノ美兎
- はんぶんこ / 三枝明那
- オリジナリティ欠乏症 / 夢追翔
- 全力ブーメラン / こじらせハラスメント
- Unison / Yunomi×宝鐘マリン
- 自分勝手Dazzling / 星街すいせい
- インターネットは最悪 / こじらせハラスメント
- PIERCE / 加賀美ハヤト
- トレモロムーン / 加賀美ハヤト feat. buzzG
- Beast / 天開司
- Bluerose / 星街すいせい
- Palette / 常闇トワ
- 君になりたいから / 緑仙
- フリコドウル / HIMEHINA
- GHOST / 星街すいせい
- 八月の蛍 / HACHI
- キリカ / HIMEHINA
- キセキ結び / ホロライブ4期生(天音かなた、桐生ココ、角巻わため、常闇トワ、姫森ルーナ)
- セントポーリア / 天開司
- 初恋 / 戌亥とこ
- Red / 森カリオペ
- 6月のプレリュード / 町田ちま
- Baddest / 樋口楓
- ミスターエンド / MonsterZ MATE
楽曲部門とMV部門で葛葉の「コントレイル」が2冠を達成。トップ10は
3位に「Stellar Stellar」をランクインさせた星街すいせいについては、10月の東京・チームスマイル・豊洲PITでのソロワンマンライブで配信を担当していた飯寄氏が「
実写に近付けた「Stellar Stellar」とは対象的に、
なお、キャン氏は自身の5選について説明する中で、普段3Dライブを観ていないような中高生が2021年に
登壇者による5選
TAKUYA the bringer
「今日どの5曲を選ぶのか、2021年1月からずっと考えていたんですが、振り返って頭の中に残っている曲にしました。選ばせていただいたポイントは、『この人の曲はこう』というパブリックイメージがある中で、アーティスト自身のパンチ力が全力で出ているものを基準にしています」
DJ WILDPARTY
「CDで出ている曲は、よすぎて絶対選んじゃうから、そういう曲じゃなくてライバーが自主的に制作している音源の中で、自分が好きなものを選びました」
clocknote.
「この5選は自分の人間性が出ていると思います。Vtuber黎明期に出会い、たくさんの感銘を受けた方々に今も支えられて生きているなと感じます」
森山ド・ロ
「業界ではまだニッチな音楽ジャンルを取り上げたいなという気持ちで選びました。でも、今年はなんだかんだ言って可不の年だったなと思います」
飯寄雄麻
「『Vtuber楽曲大賞には記録の意味がある』と主催の方も言っていましたが、『ランキングには入らないけど、その年の楽曲として記録しておいたほうがいい』という曲はいくつもあると思います。『Vtuber楽曲大賞』が“楽曲大賞”というよりも“ファン投票”に近くなってきているという事実はありますが、私は音楽にフォーカスしている人のほうが好きなので、そういう意味で選んだ5曲になります」
ふじき
「メジャーリリースされているもの、自主制作のもの関係なくいい曲が多くて選ぶのが難しかったので、体験に基づくことで選ぶしかないなと考えました。コロナ禍で人とのつながりが絶たれていた去年から、今年になって『ひさびさに会えたね』みたいなことになったから、現場や配信での体験が曲への思い入れに紐付いていると思います」
- 不埒な喝采 / ポリスピカデリー feat. KAFU
- 君と話を / カタシロProject、藍月なくる、コーサカ
- 終 電 集 合 / BOOGEY VOXX
- ナミダ・アーカイブ / KOTONOHOUSE feat. Marpril
- OSARABA feat. LilyMone & 夜乃ネオン / YACA IN DA HOUSE
キャン
「今年の夏くらいに『果たしてこのカルチャーのことが本当に好きなのか?』と悩んだ期間があって、そのときに『そもそもこのカルチャーの何が好きだったんだっけ……?』と考えて、自分が好きなのは『バーチャルアバターをまとうことによる可能性の拡張』だと思い出したんです。『朝日』『革命ヴァーチャルリアリティ』『シル・ヴ・プレジデント』の3曲はそれぞれ、2022年以降のバーチャルアバターによる表現の可能性を感じられる作品だなと感じました」
※記事初出時より画像を1枚削除しました。
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