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のっち

Perfume・のっちの新連載企画会議

みんなを巻き込んで、ゲームに詳しくない人にも優しい記事に!

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音楽ナタリーでPerfume・のっちさんの単独連載をスタートさせることが決定。2020年から不定期で記事を掲載していくことになりました。

実は以前から「ナタリーでゲームに関する連載をしたい」と自ら名乗りを上げていたのっちさん。しかしそれ以上の具体的な内容までは決まらないままでした。この記事では、どのような内容の連載にするのかを決めるための、のっちさん本人とのガチな企画会議の様子をお届けします。

取材・文 / 橋本尚平 撮影 / 上山陽介

連載のテーマや内容を決めましょう

──のっちさんの連載、いよいよ始まります。

いよいよ(笑)。最初にこの話をしたのはインタビュー中でしたよね。

──「Future Pop」のインタビューのときですね。「ゲームについて書く連載がしたい」と(参照:Perfume「Future Pop」ロングインタビュー)。

そうそう、「あ、原稿を書く仕事だったらおうちでできるな……」って思ったんですよ。

──それなんですが、先日Perfumeのスタッフの方と打ち合わせたところ「のっちさんがいろんなところに行く、ロケ連載がいいんじゃないか?」という話になりまして……。

はい、いつの間にか(笑)。

──ゲームが好きなんですよね?

そうなんですけど、私はゲームが大好きなだけで、うまいわけでも詳しいわけでもないんですよね。けっこうライトユーザーなので、寝る間を惜しんでやるようなゲーマータイプではないです。睡眠は大事だし(笑)。

──まあ、読者が付いてこれないくらいマニアックな内容にする必要はないので。

ですよね。ゲームの連載をやらせてもらうんだったら、詳しくない人にも優しい記事にしたいなと思ってます。私はよくゲームのニュースを読むんですけど、常々「知ってる人が知ってる人に向けて書いてる記事ばっかりだな」って感じてるんです。ちょっと気になるゲームがあったときに、調べても用語の意味がわからないとか。あれは初心者にはハードルが高いんじゃないかなって。

──例えば「のっちさんが好きなゲームクリエイターに会いに行く」というのはどうですかね?

そうですね。ただ、物作りをしている人がインタビューされるときって、話を聞く人が全部の作品を知ってくれてて、自分が言ったことを全部わかってくれるほうがやっぱりうれしいと思うんですよ。「そんなことも知ってくれてるんだ!」って。でも私は、そこまで詳しく知ってる作品はわずかしかなくて。

──まあ、ゲームのライターをやってるわけではないですしね。

逆に、知りすぎていても聞くことがないというのもありますよね。私は「ニーア オートマタ」っていうゲームが大好きで。関連書籍も買って、ディレクターさんやプロデューサーさんがトークしてるニコ生とかも全部観てるので、知らないことがあんまりないなって(笑)。会えたらうれしいけど、ゲームと関係ないプライベートなことしか聞くことがない(笑)。

 

──のっちさんがやってみたいことは何かありますか?

やってみたいこと! なんとなく考えてたのは「みんなとつながりたいな」ということです。自分でやったことを発信するだけじゃなくて、みんなを巻き込みたい。例えば「この人に会いに行くから、聞いてみたいことがあったら教えて」みたいな。

──あ、それは面白いですね。

よゐこさんがYouTubeの番組で、ゲームでつまずいたときにTwitterのフォロワーに「今ここなんだけど、どうすればいい?」って聞きながら進めてたんです。そういう連載にできれば、ゲームに詳しくない人も含めて、みんなで作ってる感じがしますよね。

──では毎回、記事の最後に次回予告として次に会いに行く人を書いて、その人に聞きたいことをTwitterのハッシュタグで募集しましょうか。

そうですね! そういうの楽しそう。最近、あ~ちゃんがゲームをやってくれるようになったんですよ。全然ゲームに興味なかったのに。

──へー!

あ~ちゃんは「Overcooked」っていうアクションゲームにハマってて。4人のプレイヤーが協力して料理を作るゲームなんですけど、“ほかの人と一緒に何か達成する”というのが楽しいみたいで。だから今までゲームをやってなかった人にも興味を持ってもらえるように、みんなと一緒に作るページにしたい。知らないことをみんなで学びたい。私がやるなら、そんな感じの連載が楽しいかなって。

誰に会いに行くのかを決めましょう

──最近はどんなゲームをやってるんですか?

今は「DEATH STRANDING」ですね。小島秀夫監督の。配達人のゲームなんですけど、オンラインでやってると自分が建てた橋を誰かが使ってくれて「ここに橋を建てたキミ! 最高だよ!」みたいな「いいね!」をもらえたりするんです。こういうゲームって遊んでるときは1人のことが多いけど、「DEATH STRANDING」をやってると「みんな感謝したり感謝されたりしたいんだな」って思いますね。

──その話だけ聞くと、すごくほのぼのとしたゲームみたいですね。

あとは「Dead by Daylight」というホラーな鬼ごっこゲーム。これは“非対称対戦ゲーム”っていうんですけど、プレイヤーは鬼になるか、鬼から逃げる4人のサバイバーになるかを自分で選ぶんです。そして、鬼になったらフィールドの中から4人が逃げるのを阻止する。サバイバーを選んだら4人で協力して鬼から逃げる。これはずっとやってますね。

──オンラインで対戦するゲームが好きなんですか?

最近はそうですね。でも本来好きなのは、物語を追っていくようなRPGで。初めて自分でプレイしてクリアしたゲームは高校生のときにやった「テイルズ オブ ジ アビス」だったんですが、映画や2時間ドラマを観るときの受け手としての感覚とちょっと違って、自分で操作して体験したストーリーだから、最後は本当に感動して涙が止まらなくなって。「今いる世界じゃない、別の場所にも自分の居場所があるんだ!」って気持ちになっちゃったんですよ。

──プレイしているのは据え置き機が多いんですか?

ですね。スマホでもゲームしてますけど。テレビにつなぐやつじゃない、PCでするゲームがあるってことをわりと最近まで知らなかったんですよ。PCでゲームするの面白そうですよね。機材をそろえたいな。でも何を買っていいかわからない! 「ゲーミングPCって何が違うの? Macじゃできないの?」みたいな感じです(笑)。実況する機材にも興味あるし。

──ゲーム実況もよく観るんですか?

めっちゃ観てます。自分でやる時間よりも実況を観てる時間のほうが長いくらい。だからこの連載で、機材に詳しい人にいろいろ教えてもらいたい。

──ゲーム実況者にそういうことを教わりに行くのはいいですね。

うん。やっぱりゲームを楽しんでる人に話を聞きたいです。めっちゃうまい人と一緒にゲームしたりとか。

──ほかにゲーム関連で、訪問してみたい仕事場とかはありますか? 例えばキャラクターデザインとか。

あ! キャラクターデザイン描いてる人、いいですね! あと私、キャラクターの動きが好きで。ゲーム内の人の動きがキレイだと、それをマネして動いたりするんです。ポージングとか歩き方とかがかわいいと、よくマネしてますね。

──のっちさんのライブでのステージングに、ゲームのモーションからの影響があったりするんですか?

めっちゃあります! たぶん言ったら「ああ、あれってそうだったんだ!」ってなると思う(笑)。ゲームのキャラクターって、人間ができない動きもするじゃないですか。「そんなところまで腰入れる?」みたいな。そういうのを参考にしてますね。だからそういうモーションを作ってる人に話を聞くのもいいかも。

──じゃあ、のっちさんが気になったゲームのモーションデザインを手がけた人に会いに行きましょうか。

あと、恋愛ゲームで恋愛を学びたい!

──おお、それも面白い! 恋愛ゲームって、何かやってるんですか?

やってないですね(笑)。最近のだと何がいいんだろう。そういうのもTwitterとかでみんなからオススメを聞いたらいいのかな?

──いろいろ案が出ましたが、第1回で会いに行くのは誰にしましょうかね。

さっき「ゲームのライターをやってるわけではない」って言ってましたけど、最初はゲームについての記事を書いてるライターさんに話を聞きに行くのはどうですか? 「これからゲームの連載を始めるんですけど、取材ってどうやってるんですか?」って。

──いいですね。

音楽畑の人がゲーム業界にお邪魔するわけだから、本当にゲームが好きな人たちに迷惑がかからないようにしたいんですよ。だからリテラシー的なことから教わっておかないと。

──確かに1回目はそれがいいと思います。「ファミ通」の編集部にお願いしてみましょうか。

そうしましょう!(笑)

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