2006年に製作された本作は、ハリウッド女優のニッキー・グレースを主人公とした物語。未完だったポーランド映画「47」のリメイク作「暗い明日の空の上で」に出演することになったニッキーは、やがて共演者のデヴォン・バークと映画さながらに不倫関係に陥る。そして映画の物語と自身の人生が交錯しはじめたことで現実と虚構の境界は次第に失われ、彼女の精神は崩壊へと追い込まれていく。ニッキーを
アザービジュアルは3種。フランス版ポスターを踏襲したもの、白を基調とした背景の中央にニッキー、上部にはビデオカメラが映り込んでいるもの、ニッキーの表情を大きくアップで捉えたものがラインナップに並んだ。
音楽家・文筆家の
また長袖Tシャツの販売が決定。表面にはウサギ人間たちが集う劇中カットが中央に配置され、リンチが残したメッセージであり本作を読み解く手がかりとなる「a woman in trouble」というコピーが添えられた。裏面にはタイトルロゴがあしらわれている。価格は税込4980円。販売劇場は公式Xにて追って告知予定だ。
「
菊地成孔(音楽家 / 文筆家)コメント
リンチの間違いない最高傑作。途中何度寝ても、あなたは寝ていない。驚異的なエンドロールの感動を見るための2時間50分。
佐々木敦(批評家)コメント
どれほど優れた映画作家でも生涯に一本しか撮れない映画がある。
デイヴィッド・リンチにとって、「インランド・エンパイア」がそれだ。
無限に観直すことの出来る映画。私たち観客のさもしい理解への欲望を敢然と拒絶する映画。
しかしそれはおそろしいほど魅力的なのだ。
森直人(映画評論家)コメント
ニーナ・シモンの名曲「シナーマン」が流れる頃には、頭も身体も恍惚のあまり沸騰していた。
市販のデジタルビデオカメラを手にしたことで、脳内に直接プラグを差し込む形になったデイヴィッド・リンチの「極」=超自主映画。
天才奇才の妄想迷宮をめぐる美しく知的で狂的な旅。後続への影響力は凄まじく、同時に誰もこれを超えることはできない。
山中瑶子(映画監督)コメント
突如ひらいた意識の裂け目に落ち、現実への回路がふっと消える。それでも踊っていると妙に楽しくて、もう帰り道なんてどうでもよくなるような多幸感。きちんと取り繕った日常より、この混沌の方がはるかに自然で、心地よい。今こそ、この快感に身を沈めよう!
映画「インランド・エンパイア 4K」予告編
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