坂本龍一のドキュメンタリー「Last Days 坂本龍一 最期の日々」国際エミー賞を受賞

坂本龍一の最後の3年半をたどるドキュメンタリー映画「Ryuichi Sakamoto: Diaries」のもとになった「Last Days 坂本龍一 最期の日々」が、世界の優れたテレビ番組を表彰する国際エミー賞のアート番組部門で最優秀賞を受賞。日本時間の本日11月25日に米ニューヨークで授賞式が行われた。

日本の作品として今回、唯一の受賞となった「Last Days 坂本龍一 最期の日々」は、2024年にNHKで放送され反響を呼んだ番組。審査員からは「坂本龍一という音楽家の豊かな人生と創造性を映像で余すところなく表現した」と、高評価を獲得した。

大森健生が監督を務めた映画「Ryuichi Sakamoto: Diaries」は、同番組をベースに、未完成の音楽や映像など映画オリジナルとなる新たな要素を加えて制作された作品。坂本が目にしたもの、耳にした音を多様な形式で記録し続けた「日記」を軸に、遺族の全面協力のもと提供された貴重なプライベート映像やポートレートを1つに束ね、その軌跡をたどっている。11月28日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される。

映画「Ryuichi Sakamoto: Diaries」本予告